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10月はたそがれの国
著者 レイ・ブラッドベリ(著) , 中村融(訳)
「わたしはオペラの怪人やドラキュラやコウモリの私生児だったのだ。本宅はアッシャー家であり、おばやおじはポオの末裔だった」(序文より)──ポオの衣鉢をつぐ幻想文学の第一人者にしてSFの叙情詩人ブラッドベリ。その幻の第1短編集『闇のカーニヴァル』から15編を選び、新たに4つの新作を加えた珠玉の作品集。その後のSF、ファンタジーを中心とした作品と異なり、ここには怪異と幻想と夢魔の世界が、なまなましく息づいている。ジョゼフ・ムニャイニのカラー口絵1葉と挿絵12葉を収録した。/【目次】こびと/つぎの番/アンリ・マチスのポーカー・チップの目/骨/壜/みずうみ/使者/熱気のうちで/小さな暗殺者/群集/びっくり箱/大鎌/アイナーおじさん/風/二階の下宿人/ある老女の話/下水道/集会/ダドリー・ストーンのすてきな死/訳者あとがき
10月はたそがれの国
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2025/01/24 06:07
有名SF作家の新訳。
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投稿者:キェルケゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名SF作家の代表的短編集の新訳。
『10月はたそがれの国』とは随分詩的な題名だが、原題はシンプルにThe October Countryというらしい。しかも意味あいとしては一年じゅうが10月ばかりの国というらしい。名訳ではあるが、誤解に注意。またこの訳題は旧訳を踏襲しているとのことだが、それならば旧訳の訳者の名前くらい明記しておいてほしかった。

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