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ぼくらはアン
著者 伊兼源太郎(著)
弁護士事務所で働く青年・諒佑のもとに、幼馴染みである誠の捜索依頼がもたらされた。少年時代の出来事をきっかけに毎年必ず集まると約束していた日──クリスマスを目前に、誠はなぜ失踪したのか。諒佑は誠たちと出会った18年前の夏を回想する。無戸籍の諒佑と双子の妹の美子、ヤクザの家に生まれた誠、不法滞在の両親と暮らす姉弟マヨンチットとククリン。学校には行けずとも、楽しく豊かだった5人の生活は、殺人事件を機に一変する。誠の行方を追う諒佑は、奇しくもその事件の真相に迫ろうとしていた。警察小説の旗手、新境地たる傑作長編。/解説=若林踏
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ぼくらはアン
2022/01/03 08:18
伊兼源太郎さんの「新境地」たる新作
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊兼源太郎さんの「新境地」たる新作。じいちゃんの「絶体絶命の時、辛い時、苦しいとき、泣きたい時。そんな時こそ歯を食い縛って冗談を飛ばして笑い合えば、道は拓ける。どんな時でもユーモアは我々の味方なのさ」の言葉通り、全体が明るいトーンなのが良いですね。