- みんなの評価
3件
世界飛び地大全
著者 著者:吉田 一郎
人も住めないミクロな飛び地、飛び地の中の飛び地など、世界には驚くような飛び地が多数存在している。誕生のいきさつや政治、歴史などの背景も紹介。図版100点超! 新しい世界史が見えてくる!
世界飛び地大全
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
世界飛び地大全
2015/02/02 19:04
世界史と地理の深い話
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くて、あっという間に読了。一冊の本が世界にある飛び地だけで書けているのが驚きだった。かつてあった飛び地のところは地名すら聞いたことのないところもあったので、非常に奥が深い。地理的な話だけかと思っていたが、飛び地が作られるに至った歴史的背景が丹念に書かれていた。また、飛び地をみることによって、国家と国家の関係まで知ることができた。マニアックな内容もあるが、自分の聞いたことがある場所だけ読むという読み方も可能で、いろいろな楽しみ方ができる。
世界飛び地大全
2018/01/06 17:52
世界の面白い地形や地域がよく分かり、より興味をもつようになります!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、世界の「飛び地」と呼ばれる地域や土地を一つひとつ丁寧に地図入りで解説した非常に価値ある一冊です。「飛び地」とは、本土とは地理的に切り離された地域や土地を指します。本書を読むと、「世界にはこんなにたくさんの飛び地がある」ことがわかりますし、その背後には政治などが深く絡んでいることもよく分かります。本書を読めば、世界の国々について、少し違った視点で見られるようになるかもしれません。
世界飛び地大全
2016/04/07 12:22
不思議な飛び地のお話
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨーロッパには多いのかなって思っていましたが、旧ソ連領やアジアにもアフリカにも複雑な経緯で飛び地となった場所が現在も存在しているのには驚きました。民族や宗教のからみで飛び地となっているだけでなく、昔の領主の取り決めとか借金のかただったりとか面白いケースが多々あり、あっという間に読んでしまいました。ただ本の中に書いてある地図が昔の地図だったり外国の表記だったりとわかりにくくどこか飛び地なのかじっと眺めないと分からない点が気になりました。