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憂鬱と官能を教えた学校
二十世紀中盤、ポピュラー音楽家たちに普及した音楽理論「バークリー・メソッド」とは何か。音楽家兼批評家=菊地成孔+大谷能生が刺激的な講義を展開。上巻はメロディとコード進行に迫る。
憂鬱と官能を教えた学校 下
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憂鬱と官能を教えた学校 〈バークリー・メソッド〉によって俯瞰される20世紀商業音楽史 上 調律、調性および旋律・和声
2020/06/29 09:34
名コンビと言われる菊地成孔氏と大谷能生氏による音楽理論「バークリー・メソッド」について語られた貴重な一冊です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、音楽家でもあり、批評家でもある本書は、音楽家でもあり、批評家でもある菊地成孔氏と大谷能生氏の名コンビによる作品です。これまでにも『東京大学のアルバート・アイラー』や『M/D』などの作品を発表してこられ、ベストセラーとなりました。同書は、河出文庫からは上下2巻シリーズで刊行されているうちの上巻です。この上巻では、20世紀中盤に登場し、ポピュラー音楽家たちのあいだに爆発的に広まった音楽理論「バークリー・メソッド」とはいったい何かということについて詳細に語られていきます。内容も、「調律」、「調性」、「旋律・和声」という具合に語られ進んでいきます。音楽ファンにはたまらない一冊ではないでしょうか。
憂鬱と官能を教えた学校 〈バークリー・メソッド〉によって俯瞰される20世紀商業音楽史 下 旋律・和声および律動
2020/06/29 09:27
菊地成孔氏と大谷能生氏の名コンビによる音楽理論の新たなる古典というべき一冊です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、音楽家であり、文筆家でもあり、ジャズを中心にしながらも広範な音楽・執筆活動を展開されている菊地成孔氏と批評家及び音楽家として、simやmasなどのバンドに参加して活躍されている大谷能生氏のお二人の共同による作品です。このお二人による作品は、同書以外にも、『東京大学のアルバート・アイラー』や『M/D』などがあり、どれも非常に興味深い内容です。河出文庫からは上下2巻シリーズで刊行されており、同書はその下巻です。同書は、上巻に引き続き、ポピュラー・ミュージックの理論「バークリ・メソッド」をソリッドに論じており、「旋律・和声」及び「律動」について詳細に語ってくれます。音楽理論の新たなる古典、ここに誕生といったところでしょうか!