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25件
昨夜のカレー、明日のパン
著者 木皿泉
若くして死んだ一樹の嫁と義父は、共に暮らしながらゆるゆるその死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化された人気夫婦脚本家の言葉が詰まった話題の感動作。書き下ろし短編収録!文庫版解説=重松清。
昨夜のカレー、明日のパン
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昨夜のカレー、明日のパン
2016/01/24 20:12
ほっこりした気分
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ponchan - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編になっていたので別々の物語かなと思っていたら、時期は前後してるけどすべて話がつながっていました。
私はギフ(義父)とテツコの関係がとても好きで、こんな人たちが周りにいたら楽しいだろうなと思いました。
何故タイトルが「昨日のカレー、明日のパン」なのか分からずに読んでいましたが、最後の方になったやっとその意味が分かりました。
読み終わった後にほっこりとした気分になりました。
昨夜のカレー、明日のパン
2016/01/21 10:01
ほっこり落ち着く空気感が魅力
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みすず - この投稿者のレビュー一覧を見る
古い一軒家で暮らす、20代のテツコと、テツコの亡くなった夫の父であるギフ。その二人を中心に周囲の人々も含めて日常が描かれる連作短篇集です。その日常は、基本的には穏やかでありながらも、人それぞれの悩みや変化があり、時にはしなやかに、時には力強く立ち向かう様子が伝わってきます。丁寧に日々を暮らす中で、
何かに躓いたり、気づいたりしながら、明日に向かう登場人物の生きざまに触れ、心があたたまっていくのを感じることができました。読後感のよい、ほっこりと優しい気持ちになれる本だと思います。
昨夜のカレー、明日のパン
2020/10/31 08:30
みんな優しい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amicamica - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな家族もあるんやね。
みんな優しくて一生懸命に生きている。
読んでいてほっこり。
手元において時々読み返したい一冊。