典型的な政略結婚をした俺のその後。
祖国を守るため、大国ドルマキアに側室として差し出された小国の王子、ジェラリア。彼を待っていたのは、側室とは名ばかりの過酷な日々だった。しかし執拗な責めに命すら失いかけたある時、ジェラリアは何者かの手で王宮から連れ出される。それから数年――ジェイドと名を変えた彼は、平民として自由を謳歌しながら、裏では誰にでも成り代われる身代わり屋として活躍していた。そんなジェイドのもとに、王宮から近衛騎士団長であるユリウスが訪れ、ある依頼を持ちかける。それは、「失踪した側室ジェラリアに成り代われ」というもの。自分自身に成り代わる、という奇妙な仕事を請け負ってしまったジェイドは、次第に捨てたはずの過去の幻影に囚われていき―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
典型的な政略結婚をした俺のその後。
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2023/12/04 21:36
ドルマキアの王族にはろくなヤツがいない
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドルマキアの国王と王妃のしでかしたあれこれのせいで主人公のジェラリアが苦しむ話。
攻めのユリウスは近衛師団長でジェラリアに「俺が守る」と格好良く言ったのに、どの口が言うかと責めたくなる状態。ドルマキアの城は危険だらけだった。