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捨てられ妻ですが、ひねくれ伯爵と愛され家族を作ります
著者 著:リコピン , イラスト:柳葉キリコ
容姿にも才能にも恵まれなかった前世の鬱屈を抱えたまま異世界に転生したイリーゼは、その想いを糧に努力を続け、公爵家の嫡男・エドワードとの結婚という望んだ人生を手にしたはずだった。しかし、それは一夜にしてひっくり返される。なんと理不尽な理由で夫に「婚姻無効」を言い渡されたのだ。あまりのことに、彼女はエドワードに復讐を誓う。そのためにまず伯爵・ロベルトを巻き込むことにし、エドワードの子を妊娠している可能性に賭けて、その子の父親になってくれと頼んだ。元々、エドワードに屈折した思いを持っていたロベルトはイリーゼに協力してくれたばかりか、ちょっと心配性のとても優しい夫になって……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
捨てられ妻ですが、ひねくれ伯爵と愛され家族を作ります
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2024/12/18 07:36
なにを一番描きたかったか謎かも
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤青黄の三原色の魔力が髪色に出て評価される世界。
前世ブスだった劣等感を持つ令嬢は、その反発心から努力した結果公爵夫人となっていたが、夫との間に三年子供ができず、留学していた初恋の幼馴染が帰国したことで離縁を言い渡される。
夫の裏切りに絶望して激怒した結果復讐を決意し、低魔力と蔑まれる金髪で劣等感を抱いていた元夫の従兄弟の伯爵に、元夫の子を妊娠しているかもと復讐計画を持ちかけて再婚する話。
うーん、まぁテンプレは押さえていた感じだけど、夫となった伯爵のパパぶりが良かったくらいで後は普通?
最後の書き下ろし番外編っぽい元夫目線の後悔の話も脈絡薄めで謎だし、元夫の方の再婚相手である初恋の令嬢にまったく魅力がなくて話を聞かない女すぎて途方に暮れる。
主人公にしても、等身大の現地主人公なら年相応かもしれないけど、転生者という設定必要だったかな?と疑問に思うくらいに考えが幼稚というか、未熟感が強くて。
そして肝心の子供と交流して愛情を抱くシーンみたいのがほとんどないこともマイナスだったかも。
一番良かったのは裁判のシーンで証言に立ってくれた産婆と博士の言葉だね。
あの二人の台詞は本当に良かったと思うよ。