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その手に、すべてが堕ちるまで 孤独な半魔は愛を求める
著者 著:コオリ , イラスト:ウエハラ蜂
冒険者のエランは、同業者に逆恨みされて謂れのない借金を背負わされ、性的な要素の強い非合法な見世物小屋で働くことになる。そこの主人であるルチアは膨大な魔力の持ち主で、エランは合意とはいえ半ば騙されるような形で「ルチアに身体を求められれば従ってしまうし快楽を感じてしまう」という洗脳に近い契約を結ばされる。最初は契約で従っていたエランだが、ルチアが人間と魔物の間に生まれたがためにどちらからも迫害されていたという過去を知ると同時に、大人びた彼の子供じみた一面を垣間見て、庇護欲を抱き始める。ルチアもまた、契約が適用されない場面でも自分に従うエランを、無意識のうちに大切に思い始め…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
その手に、すべてが堕ちるまで 孤独な半魔は愛を求める
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2024/06/13 04:47
墜ちる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
思っていないことが色々出てきて驚きながらも
壮大な愛(恋)の物語を堪能しました。
触手ものだと持っていなかったので、最初びびってしまいましたが・・・
これあってこその物語ですね。
そして、触手のすごさを見せつけられました。
さらに地雷も埋めてあったりとずっとなんかあわあわしながら
それでも読むのを辞められない作品でした。
エランの受容力の勝利とでもいえば良いのでしょうか。
ルチアだけでなく、あの二人もすくい上げたのはエランでしたよね。
でも、魔物をあれだけ残酷に苛むことができる人間が醜悪で怖い
そしてだからこそ本能で半魔を魔物が嫌うのだろうなぁと思う。
人間の醜悪で残酷な所業に鳥肌が立ちます。
ただ、ルチア母の気持ちだけは少しもやもやした。
とても綺麗に書かれていたけれど・・・と思うのだ。
彼女にとっての呪いでなかったのは幸いではありましたけれどね。
番外編での触手同士にもなんか新たな世界を見せてもらった気持ちで
読み終わりました
☆4.5
2024/06/23 06:36
触手って
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビューから触手ものだとわかっていたのですが、途中から生理的にダメでした。互いに惹かれていく過程も響かず。触手ショックで読み飛ばしたのか…
どうなることやらと思う展開もありますが、最後は丸く収まってます。