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27件
雪原の月影
老人となっても少年のまま、成長することのない病、クルベール病。皇太子でありながらこの病に冒されたエルンストは、位を剥奪され、国内で最も貧しい領地メイセンの領主に任じられる。初めて見る城の外の世界。微かな不安と、不思議な高揚。エルンストは彼にひそかに想いを寄せメイセンまで追ってきた戦闘種族の男ガンチェと恋に落ち、共に生きることを誓う。そして、窮乏するメイセンで極貧生活をおくる領民を救うため、二人は共に、未来に向けて種を蒔き始める。だが、エルンストの病をめぐる謀略が明らかになり始め…!
※本書は一迅社より配信されていた「雪原の月影」(ムーンライトノベルズ掲載作より)を改稿した上で、大量に追加収録し、単行本書き下ろしを加えた完全版です。
雪原の月影 合わせ月<電子限定かきおろし付>【イラスト入り】
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雪原の月影 合わせ月<電子限定かきおろし付>【イラスト入り】
2025/06/26 09:38
ありがとうございました
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投稿者:ひーたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪原の月影、番外編集を出していただいて、本当にありがとうございました。
いつか出るのか、でないのか、首を長くして待っていました。こうして読むことができて感無量です。
ところでタージェスってかっこ良かったんですね、びっくりしました。
投稿サイトで無料で読むのとは違って、こうして自分の本として読むと、エルンストやガンチェやタージェス、ティス達が自分のとても近くに感じられて嬉しいです。
どうかまた会えますように
2025/06/23 15:40
タイトルにふさわしい
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投稿者:檸檬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「三日月」と比べると手に汗握る場面は少なく、二人の蜜月の場面が多め。
いつか来る別れの時を感じながらの二人の時間が愛おしい。
覚悟を持って決断をする為政者の姿をみて、現実の社会にも存在して欲しいと思った。
2025/06/21 11:31
初読みの作家さん
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投稿者:檸檬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全くストーリーも作家さんの事も知らず、たまたまセール価格になっていたから手に取った本でしたが、読み始めて直ぐに引き込まれました。
政治的手腕の見せ場が多く、統治者としての才能をもつ人間の物の見方や考え方が読んでいて面白いです。