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分析哲学入門
著者 八木沢敬 (著)
英語圏の国々では現代哲学の主流であり続ける分析哲学。しかし、日本ではその存在感は薄い。その現状が「限りなく号泣状態に近いくらい悲しい」と嘆く著者による、渾身の入門書。「ある」とはどういうこと? 「知っている」とは? 「心」とは? 「物」とは? 分析という「理屈」を武器に、そしてユーモアを隠し味に、哲学的思考へとあなたをいざなう快著! (講談社選書メチエ)
分析哲学入門
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2018/07/05 15:29
初心者待望の分析哲学のエッセンス
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投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在流行している分析哲学であるが、その内容を詳しく語ることができる人はすくない。分析哲学を単なる言葉遊びだと勘違いしている人が多いが、実は詳細に「対象」を考察する哲学分野の一つである。有名な思考実験と身近でわかりやすい具体例を交えながら専門用語無しで書かれた分析哲学の待望の入門書である。内容はむずかしいが、むずかしさを全くかんじさせないところは評価すべき点である。