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愛と暴力の戦後とその後
著者 赤坂真理 (著)
なぜ、私たちはこんなに歴史と切れているのか? あの敗戦、新憲法、安保闘争、バブル、オウム事件、そして3・11……。〈知っているつもり〉をやめて、虚心に問うてみたら、次から次へと驚きの発見が噴出! 『東京プリズン』の作家が、自らの実体験と戦後日本史を接続させて、この国の〈語りえないもの〉を語る。(講談社現代新書)
愛と暴力の戦後とその後
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紙の本愛と暴力の戦後とその後
2020/03/14 15:14
戦後日本の心象風景と私的日本論
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
積読本消化。
懐古本と思って買ったら、文筆家による戦後日本の心象風景と私的日本論でした。
松田優作やドラえもんや著者世代の原風景である原っぱ等を語って読者の興味を惹く一方、反米・天皇の戦争責任・護憲(平和憲法をノーベル平和賞に値すると絶賛)・沖縄基地反対・原発反対等々の中共や韓国が煽る主張を言葉巧みに繰り広げています。日教組の影響が色濃く残る教育により、土下座外交や平和憲法至上主義を叩き込まれた世代ならではの発想。オウム真理教の世界と現代日本は似ているとまで言い放ち、私には到底許容できない本でした。
紙の本愛と暴力の戦後とその後
2018/08/12 22:47
非常に教えられることが多かった
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
先に「東京プリズン」を読んでいたので、この本は第二次世界大戦を中心にした戦後についての話だと思っていた。大筋では間違っていないと思うが、視線の届く範囲は恐ろしく広い。例えばオウムの問題や憲法の問題、東日本大震災などである。また、著者の日本語に対する感覚は鋭い。ここから攻めるのかという感じである。非常に教えられることが多かった。特に憲法の条文に関する部分である。一読を薦めます。