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住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち
著者 川口マーン惠美
この本を読むだけで、われわれ日本人が夢のような国に住んでいることがよくわかる――ドイツ在住30年、現地で結婚し、3人の子供を育てた著者の集大成、空前絶後の日独比較論!! 日本人が憧れるヨーロッパの文化、街並み、そして生活レベル…特にその勤勉性が日本人に近いとされるドイツに対しては不思議な愛憎感情を抱いている。では、実際のドイツ人の日常生活とは? あまりに不便すぎて日本人ならとても生きていけない…。
住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち
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2013/11/26 22:23
住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どらえもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで描いていたドイツとはまるで違うドイツであった。自国のことは、自国民が守れない国は、世界のどの国かtらも相手にされない。事実、そうである。平和平和と叫んで、叫んでいれば、どの国からも攻撃されないという平和ボケのくに、日本である。領土、領空、領海どこにも関心を持たない国。国防もどこかのくにが守ってくれると真剣に思っている国民。国防というと右翼だの軍国主義だのいうバカな国民。戦後60余年平和が一番と間違った考えできた。憲法も押し付けられたまま、何も感じない平和ボケ国民。川口さんの言うとおり、日本は、相手にされない。だから、中韓がからかってくる。
2021/12/07 17:49
ドイツの教科書
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jojo - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分自身ドイツに暮らして20年以上経ちますが、今だに「どうしてこの国ってこうなんだろう?」「どうしてこの人達ってこんなことをするのだろう?」と、日々疑問に思うことがあります。また自分の周りにはどうしても「ドイツ風」に馴染めず、去って行った仲間も多々。せっかく何かの縁でドイツに来たのにもったいないなと思いながら、そのどうしても馴染めぬ「ドイツ風」の正体とは一体何なのだろうか?ふと疑問に思った時、この本は「ドイツの教科書」として非常に役に立ちます。
またヨーロッパに住む日本人にありがちな「全ては日本よりヨーロッパの方が優っている」というヨーロッパ礼賛とも一線を画し、また「ダメな国、日本」という紋切り型の祖国批判でもなく、その立場は非常にニュートラル。ドイツの良いところも悪いところも、日本の良いところも悪いところも余すことなく書かれています。ドイツを知っている人にも、まだドイツ未経験の人にもおススメ出来る一冊です。
2022/02/10 22:49
見方が変わったかも。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちゃこみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツに憧れをもつひとにとっては、ドイツの本性のようなものが垣間見れるようで、意外だなとか、なにこれホントなの?などと思うことがけっこう書いてありました。比較文化みたいなかんじで読みやすく、おもしろいです。
2019/04/17 06:02
ドイツ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツに行った事のない私が読んでも、そうなんだなあと感心しながら読ませてもらった。ドイツ人は、なんとなく日本人に似ているのかと思っていたが、全く違っていた。住んでみないと分からない事も多いのだろうと思う。
2013/09/07 11:00
どこが8勝2敗で日本の勝ちなのか?!
14人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読んで、「日本の勝ち」と思った人はいるでしょうか?
内容は、第1章は領土問題(尖閣が中国に盗られるのではないかという危機感)、第2章は両国のエネルギー問題、第3章は余暇の過ごし方の違い、第4章は教育問題、第5章は鉄道サービスの比較、第6章はEUの中でのドイツの立ち位置と日本のTPP参加への警鐘といったことが取り上げられています。
明確に、日本が勝ちと評価しているのは鉄道サービス(第5章)のみで、他は良くて互角ですし、グローバルな人材育成(第4章)の観点では日本は完敗です。
また、ドイツ人は日本が好きではないということが良く分かりました。特に原発事故直後の悪意ある報道の数々(38~45ページ)には閉口しました。あの隣国と変わらないレベルだと思い、読後、ドイツの印象は悪くなりました。
とにかく、日本とドイツの社会・文化の特徴や相違点を、文化論や国民性を加味して掘り下げているのかなと予想して本書を購入しただけに、かなりの期待外れの本でした。