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一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル
著者 東浩紀
民主主義は熟議を前提とする。しかし日本人は熟議が苦手と言われる。それならむしろ「空気」を技術的に可視化し、合意形成の基礎に据える新しい民主主義を構想できないか。ルソーの一般意志を大胆に翻案し、日本発の新しい政治を夢想して議論を招いた重要書。文庫オリジナルとして政治学者・宇野重規氏との対論を収載。
一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル
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一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル
2023/08/29 13:38
もやもや
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んでいて、結局「意思」っていうのは一体何なんだろうという思いに駆られて内容があまり頭に入ってこなかった。一般意思とみんなの意思。個人の意思と集団の全体意見が違うのはわからなくもないが、総論賛成・各論反対みたいなことを指しているのだろうか?それにしても、一般意思がスカラー量というのもなんか違う気がする。
東さんがネットの可能性を一生懸命説明しようとしているのはわかる。とんでもない量の時間と労力がサイバースペースに投入されているのだから、このエネルギーをなんとか社会をよくする方向に使えないかと考えるのもわかる。けどね。