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4件
決算書はここだけ読め!
著者 前川修満
世界一わかりやすい会計学。決算書を読みこなすために必要な知識はたった5つでいい! 20年に及ぶセミナー講師の経験が生み出した秘訣を惜しみなく大公開。最後まで読み通せ、理解できることを保証します。(講談社現代新書)
決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編
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2018/07/31 12:44
シンプルな説明で分かり易い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
【全体を通じての感想】
前書「決算書はここだけ読め」が分かり易かったので、こちらも購入。キャッシュフロー計算書の読み方に特化して解説している。日本においてキャッシュフロー計算書の歴史は20年もないことにまず驚いた。本書では特に、「損益計算書で黒字だからと言って安心はできない。キャッシュフローがマイナスであればその会社の経営は疑えよ」というメッセージが強かった。いわゆる黒字倒産の可能性があるため。分かっているようで実は分かっていないことが多いCF計算書について、一定の理解は得られる良書だと思う。
ただし、用語などの前提の知識はある程度必要だとは思う。
【備忘録】
・最重要ポイント
1:営業CFがプラスかマイナスかを見る(プラスであることが必要)
2:営業CFと投資CFを合算したものをフリー・キャッシュ・フロー(FCF)という。FCFがプラスかマイナスを見る(プラスが望まれる)
・営業CFを読むときは真っ先にPLの利益と比較してみる
PLがプラスなのに営業CFがマイナスの場合は要注意
・投資CFでは会社がどのような投資をしているのか吟味する
以上
2018/07/31 12:29
学び始めの方におすすめ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
【全体を通じた感想】
タイトルにある『ここだけ読め!』の通り、一貫して「決算書は全部読む必要はない。(疲れるし…)ポイントを押さえて読めば十分理解し、ビジネスにも活用できる」というスタンスをとっている。今年に入り、会計関連の本を読み始めた私でもすんなり理解し読むことが出来た。
全くの初学者でも読めるとは思うが、基本知識を持ったうえで読むと、ポイントが理解しやすく知識の整理にもつながるので本書の効果はさらに高まると思う。
読了後、続刊も早速購入してしまった。
【備忘録】
・受講者が代金を前払いする場合においては、これを受け取った会社は、「英会話のレッスンをするという義務」を果たす必要があります。よって、お金を受け取った時点においては、収益ではなく負債です。
→前払い式ビジネスにおける注意事項
・決算書というのはその全部を読むのではなく、重要なポイントとなる箇所のみを見て、ほかの部分を割愛して読むのが正しい利用方法です。この場合重要なポイントであるかどうかは、金額が大きいか小さいかで判断できます。
・決算書というのは常に比較しながら読んでゆくのが望ましい
以上
2018/07/08 22:48
決算書を見るポイントが明確に
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
決算書になじみの無い人が、短時間でどこを見れば良いかが
学べる本。
要諦がしっかり抑えられている。
この会社は支払い能力があるのか?長期的な安定性は?
といった具合に。
何を見れば良いのか、何を基準に何を比較すれば良いのか?
そんな知識を抑えられる。