- みんなの評価
1件
デリダ 脱構築と正義
著者 高橋哲哉
ポスト構造主義を代表する哲学者、ジャック・デリダ。ロゴス中心主義が「まったき他者」を排除・隠蔽してきた歴史を暴き出した尖鋭で長大な問いかけは、我々に影響を与え続けている。脱構築、散種、差延をはじめとする独創的な概念を生み出した思想の核となる「哲学的」モチーフをとらえ、彼が呈示した「他者との関係としての正義」を潜在的・顕在的に追究する。
デリダ 脱構築と正義
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
デリダ 脱構築と正義
2020/03/09 09:12
現代にも大きな影響を与えている哲学者ジャック・デリダの思想を分かり易く教示してくれる一冊です!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、哲学者ジャック・デリダの思想を分かり易く解説した一冊です。デリダは法sと構造主義を代表する哲学者と呼ばれ、「脱構築」や「散種」、さらに「差延」といった独創的な概念を次々に生み出し、現代の大きな影響を与え続けている人物でもあります。同書では、彼の思考を、「第1章 砂漠のなかの砂漠」、「第2章 形而上学とは何か」、「第3章 言語・暴力・反復」、「第4章 法・暴力・正義」、「第5章 メシア的なものと責任の思考」という構成で、深く探っていく興味深い書となっています。