- みんなの評価
3件
物語論 基礎と応用
著者 橋本陽介
動物もコミュニケーションを行うが、物語を語れるのは人間だけである。「物語」とは、人間の言語活動に特徴的かつ本質的なものである。では、ここでいう「物語」とはいったい何か――。フランス構造主義の物語論を中心に、その理論を紹介しつつ、カフカ、田山花袋、マルケスから、「シン・ゴジラ」「エヴァンゲリオン」「この世界の片隅に」まで、具体的なテクストを分析し、物語そのものの構造を論じ、設計図を明らかにしていく。
物語論 基礎と応用
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2023/08/22 09:24
読解に自信の無い人に
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の表現技法について、小説やマンガやアニメや映画等、さまざまな物語を引用して述べられた本。物語を書きたい人にも有用だけれど、物語を、というか「文脈を読む」ということについて自信のない学生さんにお勧め。理論が言語化されていればわかりやすくなることもあると思うので、そういうタイプの人に。
2024/08/26 07:15
良い本
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学の講義の補足資料として読みました。他の同内容の本と比べて、まとまりのある書き方がされていて読みやすかったです。第二部がまとまりのないように感じましたが、専門の話につながるので他の本でも同じです。
物語論 基礎と応用
2018/07/16 18:16
物語の基礎知識
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語論入門といったところ。もし本書で興味をもつことができたら、文学批評論の分野と言語研究などに入るのが良いと思われる。