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14件
○○○○○○○○殺人事件
著者 早坂吝
アウトドアが趣味の公務員・沖らは、仮面の男・黒沼が所有する孤島での、夏休み恒例のオフ会へ。赤毛の女子高生が初参加するなか、孤島に着いた翌日、メンバーの二人が失踪、続いて殺人事件が。さらには意図不明の密室が連続し……。果たして犯人は? そしてこの作品のタイトルとは? 「タイトル当て」でミステリランキングを席巻したネタバレ厳禁の第50回メフィスト賞受賞作
○○○○○○○○殺人事件
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2021/07/03 17:39
作者頭おかしくて草
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たきお - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル口悪くてすみません。
良作をありがとう。
続編買いました。
○○○○○○○○殺人事件
2021/02/22 21:19
叙述トリック
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポワン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、登場人物の性へのハードルがとても低いことに驚く。まあ、人間なんてこんなものかもしれないが・・・
途中の「挿話 ××××××××」のトリックはなかなか面白かった
推理を楽しみながら読み進めることができるのだが、「挿話 井の中の蛙」で奈落の底に突き落とされる
自分が井の中の蛙であることを思い知らされて、見当違いの推理をしていたのかと、あれこれ考えるのだが、良いアイディアもない・・・
どうやら、「読者への挑戦状」にもあるように、「その人物しか犯人たりえない」ことを立証しなければいけないらしい
ここで、叙述トリック?があり、これがあれば、「Xしか犯人たりえない」ことが立証できそうだ
しかし、「小説の記述」から、「そのトリックでなければならない」ことは立証できるのであろうか?
これができないと、「小説の記述」から「Xしか犯人たりえない」ことは立証できないのではないか?
どうも、このあたりの立証に成功していないように思える
とはいっても、楽しく推理できる小説で、買って読むに値すると思われる
タイトル当てについては難しくはないだろう
2020/12/17 23:52
奇想天外なミステリで楽しめます!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル当ても出来る本格ミステリでした。最後の謎解き段階でやっとタイトル当てることが出来ましたが、わざわざタイトル当てをするのにはちゃんと意味がありました。舞台設定はいわゆる孤島で殺人事件が起こるという孤島ミステリです。不可能犯罪や鋭い論理も見られ、見事な本格ミステリになっています。途中、違和感ある書き方も見受けられますが、それもすべて最後の謎解きに繋がっており、すごいと思います。分類としてはバカミスに相当する大仕掛けですが、私はこのミステリは全然ありだと思います。メフィスト賞の中でも高い評価の作品であるように感じます。