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15件
アンマーとぼくら
著者 有川 ひろ
いつの世までも あなたを思う
母と子、そして家族を描く感動の物語、待望の文庫化!
母の予定に付き合う約束で沖縄に里帰りしたリョウ。実の母は子供の頃に亡くなり、再婚してリョウを連れ沖縄に移り住んだ父ももういない。休暇は三日。家族の思い出の場所をめぐるうち、リョウは不思議な感覚にとらわれる。この三日が、恐らくタイムリミット。三日目が終わったら……終わったら、どうなる?
「過去は変えられない。分かるよね?」
「言いたかったことは、今の君が言えばいい」
「頑張れ。君はもう大人なんだから」
一体、ぼくに何が起こっている?
アンマーとぼくら
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アンマーとぼくら
2021/02/06 12:44
文庫化待ってました
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハル - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生のころにハードカバーで一気読みして、それ以来ずっと文庫化を待っていました!
悲しいけれど心あたたまる、素敵なお話です!
アンマーとぼくら
2020/12/03 11:10
有川さんらしいファンタジー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トモヤン - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄が舞台で、ファンタジーな話。主人公の回想で話が進み、最後で思わぬ展開が待っている本当に面白い小説です。書きたいことがいっぱいありますが、読まないと本当にもったいないです。
アンマーとぼくら
2023/03/02 11:18
アンマーとぼくら
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄に移り住んだリョウと、お父さん、おかあさんの思い出に、お母さんの思い出。
子供以上に子供で、迷惑この上ないお父さんは、側から見ているのはいいが、関わると大変なタイプ。リョウは素直だし、おかあさんも、お父さんには勿体無い位、とても出来た人。そんな家族の、あったかい、優しい物語だった。
序盤から、「来たる別れの為に」的な物言いが感じられ、少しずつ不安が強くなっていくようで、落ち着かなかった。が、さすが有川さん、悲しい物語も、暖かい未来にしてしまう。素敵なお話だった。