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さかさま少女のためのピアノソナタ
著者 北山 猛邦
痺れる余韻。
ピアノの調べは戦慄のはじまりだった……。
ミステリの面白さが詰まった5つの物語。
大ヒット作『私たちが星座を盗んだ理由』の驚愕、再び!
古書店にあった「絶対に弾いてはならない!」と記された謎の楽譜。その旋律をピアノで奏でた高校生を襲う戦慄の出来事とは。TVドラマ化された表題作をはじめ、世にも奇妙な5つの物語を収録。美しくも切ない世界が一瞬にして変わる結末、心ざわつく余韻。これぞミステリの醍醐味。〈『千年図書館』を改題〉
【あなたの予想を超えるどんでん返し! 5つの短編ミステリ】
死後の世界と禁忌の谷に心を囚われた少女の物語 「見返り谷から呼ぶ声」
村で凶兆があるたび若者が捧げられる図書館の秘密「千年図書館」
地球侵略中の異星人に遭遇した大学生の奇妙な日々「今夜の月はしましま模様?」
巨大で奇怪な墓を村のあちこちに建てる男爵の謎 「終末硝子(ストームグラス)」
呪われた曲を奏でた傷心の高校生におこる不可思議「さかさま少女のためのピアノソナタ」
さかさま少女のためのピアノソナタ
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さかさま少女のためのピアノソナタ
2021/08/23 03:59
世界観
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
この不思議な、けれどどこまでも現実を感じさせる作品たちが本当に好きです。
『今夜の月はしましま模様?』のラジーがいいキャラしてて、やりとりに思わずクスリとなったり、でもしっかりしたお話だから最後はむしろゾクッとした。自分は大丈夫だろうか?なんて思ってしまった。
『終末硝子』のストークス男爵みたいな、ある意味未来を生きてる人は周りに理解されにくく生きづらかったのでは、と哀れに思えた。