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15歳の昆虫図鑑
虫オタ×悩みアリな中学生たち!?
虫オタな転校生が、悩める4人のクラスメイトの魅力を「昆虫」にたとえはじめると、
クラスメイトたちが次々と「新しい自分」を発見する!
【こんな人におすすめです!】
・まわりに気遣いすぎて自分をだせない
・同性の友人に恋心を抱いているかもしれない自分にとまどっている
・田舎の閉塞感に不満を募らせている
・親や友だちにもっと大事にされたい
・・・みんな虫オタの蛍子が、あなたの魅力を教えてくれます!
「推しの作品です!」──児童文学作家 村上しいこさん推薦!
第64回講談社児童文学新人賞佳作入選作!
●著者紹介
五十嵐美怜
福島県出身。日本児童文芸家協会正会員。図書館司書の仕事をしながら、児童書の執筆をしている。主な作品に、「恋する図書室」シリーズ、「花とつぼみと、きみのこと。」シリーズ(いずれも集英社みらい文庫)、『きみがキセキをくれたから』(青い鳥文庫)などがある。本作の『15歳の昆虫図鑑』は第64回講談社児童文学新人賞佳作入選作。
15歳の昆虫図鑑
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2025/03/05 19:42
『15歳の昆虫図鑑』
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人にあわせるばかりで思ったことが言えず八方美人と思われている鈴木真優
──「コセアカアメンボ」
クラスの男子リーダーにある思いを抱いている小柄でかわいい長谷部健都
──「カブトムシ」
町が嫌で高校で東京に出たいクラス一の人気者で石材店の跡取り小野航平
──「アブラゼミ」
リーダーシップがありグループの中心だったはずがハブられてしまった遠藤咲
──「ジャコウアゲハ」
思ったことがすぐに口に出てしまう空気が読めない虫オタクの吉岡蛍子
──「ゲンジボタル」
夏休みのホタルのボランティア参加をめぐる岩手の田舎の中学3年生たち
虫オタの転校生が悩めるクラスメイトとつながって自分たちの魅力を見つけていく友情と成長の物語
「推しの作品です!」──児童文学作家 村上しいこさん推薦!
第64回(2023年)「講談社児童文学新人賞」佳作入選作、2024年11月刊
児童文庫にすでにシリーズ作品をもつ作家が新人賞の公募に挑戦する姿勢に感銘
ちなみにこの年の新人賞はまひる『王様のキャリー』で、もうひとつの佳作が福木はる『ピーチとチョコレート』という当たり年
〈壁にぶち当たって、悩んでいる子どもたちに「無理に頑張らなくても、立派になろうとしなくても、生きていればなんとかなるよ」と伝えたい。そんな想いから『15歳の昆虫図鑑』を書きました。〉──出版社サイト「コクリコ」に掲載された福木はるとの特別対談より
三作、甲乙つけがたし
ちなみに「ある登場人物のその後の物語を描きたいと思い、企画書を作っている」とのこと(著者Twitterより)
だれだろう、楽しみ