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女王陛下の異世界戦略
著者 第616特別情報大隊 , 巖本 英利
とあるストラテジーゲームで悪の陣営「アラクネア」を好み使用していた主人公。ある日、自分がゲームの中にそっくりな異世界にいることに気付く。ゲームとはやや異なる部分があるが、プレイ内容通り主人公はアラクネアを率いる立場にいた。配下の蟲たちは主人公を女王と称え「我らに勝利を」と冀求する。やがて主人公は熱に浮かされたように蹂躙虐殺を経て隣国に攻め入る。それこそ現実世界でゲームをプレイしていたように――。
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2021/07/14 21:31
主人公側がチート級に強くて安心して読める
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とあるリアルストラテジーゲームで、
複数ある陣営の中から殲滅を得意とする蟲を中心とした悪陣営「アラクネア」を用いて
大会で優勝するほどの腕を持っていた主人公は、
ある日目覚めると蟲ユニットであるスワーム達に囲まれて「女王陛下」と呼ばれて「我らに勝利を」と求められる。
曖昧な記憶と、蟲達の集合意識で残忍な思考に飲まれながら、
よく知らない世界でゲームの知識を駆使して手近な王国を飲み込み、
アラクネアに勝利をもたらすために動き始める。
あえて分類するなら近いのはデスゲーム型VRMMOかな?
ストラテジーゲームは速攻が苦手で、
内政を充実させてる間に攻め込まれてよく負けたので、
女王陛下の手腕はすごいわ。
ただ、もうホント無慈悲なくらいに人が死ぬし、
遺体は肉団子にされて次の蟲ユニット作成の養分だしで一切の容赦もないので、
苦手な人は読むのが辛そう。
めちゃくちゃ描写がアッサリなので個人的にはそれこそ駒が倒れたくらいの感覚で読みやすかったけど。
いろいろ伏線やら世界の謎やらが気になるからそのうち続きも読もう。

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