電子書籍
古道具屋 皆塵堂 新着
著者 輪渡 颯介
跡取りとされた弟の急死で、浅草の道具屋に呼び戻された太一郎。道具屋をやり直すには年を食いすぎている太一郎は、深川の古道具屋皆塵堂で修行することに。太一郎には、幽霊が見えるという人に言えない秘密があった。だが皆塵堂にあるのは、首吊りや夜逃げのあった家から持ち込んだ、いわくつきの品ばかり。見たくもない幽霊と向き合う日々が始まった。そして向島の猫屋敷で、太一郎は封印していた幼い日の記憶をよみがえらせる。
古道具屋 皆塵堂
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本闇試し
2024/02/27 14:53
太一郎活躍
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の太一郎は先生役 幽霊を見たい縫ちゃんが、幽霊事件を解決する方法が正しく成されているか見守る。幽霊を見ることが出来ないにしては的確な対応をする縫の賢さに驚きました。また新しいメンバーが加わった!と大歓迎する気持ちです。そして、期待を裏切らない太一郎の霊視力と振り回され方。もっと沢山のシリーズ作品を渇望します
紙の本怨返し
2023/07/08 13:47
主人公勢揃い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
越谷市宿の藤七が亡くなった叔父の遺品を持ち主に返す為の江戸旅に出る。そこで縁あって皆塵堂に泊まり込む事となり、皆塵堂の皆が遺品返しに手伝ってくれる。そこで今までの皆塵堂シリーズに出てきた主人公級の皆が揃い踏みとなる。出演者各々の過去話が藤七への説明として丁寧に綴ってあり、本書から読み始めても、とても良く分かる。輪渡先生としては珍しく、丁寧な進め方で、輪渡作品入門編とも言える
紙の本髪追い
2022/05/24 17:23
呪い
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
商売人の若夫婦が持つ土地を欲しがった大店の主が居た。その土地を策を弄して取り上げた。妻は借金返済の為に体を売り、最後に夫が逃げ、若夫婦は離散。妻は死に際に、全ては策だったと知り、怨念を自分の髪の毛に遺して死ぬ。その髪の毛を土地を取得した大店の跡継ぎが祭っていたのが、ひょんな事から表に出る。その髪の毛を封印するために太一郎初めお馴染みの皆塵堂のメンバーが走り回る話。なかなかの読み応え。怨念満ちた品を封印するのかと思いきや、その怨念を成就させてやる話となり、恨みや怒りをそこはかとなく明るい気持ちへと変換していく作者の腕はさすがです
紙の本呪い禍
2021/06/20 07:03
新人
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
皆塵堂に新人が加わる。今までになく、素直で真面目な麻四郎。板前だったけど、店の都合で退職したときから小さな不運続き。怪談事も次々と起こる。麻四郎の家には代々受け継ぐ因縁があることまで分かってくる。皆塵堂の店主のゆったり感は心地よく広がり、峰吉の意地悪そうで居て働き者の姿は清々しく、過去の登場人物達も勢揃いして、とても楽しい大売り出しのような特別な刊でした
紙の本古道具屋皆塵堂
2018/12/11 23:23
ゆる〜い登場人物と幽霊と
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆるい雰囲気な時代小説のようで結構なホラーです。
幽霊が結構エグい。
シリーズ開幕の1冊目。
これ以降も主人公を変えつつ出てきたキャラは再登場ちゃんとしてくれます。
幽霊は怖いけど、ホロリとさせられる人情もの。
あと、シリーズが重なるにつれ猫すごく出てきます。
私の中では猫もの時代小説です(笑)
電子書籍影憑き 古道具屋 皆塵堂
2017/05/22 15:55
容赦ない峰吉
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しらふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵に描いたようなドラ息子が根性をたたきなおすために皆塵堂へ・・ 彼に憑いているものは・・? 太一郎の活躍は・・? といういつもの流れですが、個人的には峰吉のドSぶりが最高。
紙の本古道具屋皆塵堂
2015/08/23 09:40
え?主人公じゃなかったの
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
古道具についた曰く因縁は勿論人の恨み辛みというところで、幽霊が見えて猫と水が苦手な主人公が関わっていく構成がなかなか良くできている。と思っていたら最後の章で肝心の主人公が過去に経験した事柄が解明して去って行くなんて…え?主人公じゃなかったの(w^)
紙の本蔵盗み
2015/08/23 09:39
こいつはおもしれぇや
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
またまた主役を変えて…今回は曰く付きで潜り込んできた男。前巻では道具屋の若旦那が快刀乱麻("⌒∇⌒")の活躍でお得意の因果鑑定だったが、不思議と店に寄り付けない?はてなと思いきやなるほどの結末!とは云うもののお役人にはどう説明したのやら(≧∇≦)それでもやっぱりこいつはおもしれぇや
紙の本夢の猫
2017/05/22 15:50
さびしいけど完結編
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しらふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
それほど怖くないライトな幽霊ものの時代小説完結編+春の仔猫祭り
これまでの登場人物たちのその後がまとめられているのだけど、肝心の今作の主人公おきみちゃんと猫のことはあっさりです。相変わらず?と思えばちょっと進歩した?を繰り返す円九郎さんが安積屋へ帰れる日は・・・?
紙の本祟り婿
2016/04/04 09:53
幽霊を信じない男に幽霊を見せないようにする…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
幽霊を信じない男に幽霊を見せないようにする。一見、矛盾しているようだがそれには深い訳があって…この作品のキモは幽霊が見える太一郎をいかに絡ませるか?だと思うのですが、今回は幽霊を見せないために影で活躍します。でも僕的には太一郎が猫に付きまとわれる様が微笑ましくて大好きです。
紙の本蔵盗み
2015/11/09 14:05
やっぱりテイスト自体はずれる。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物や古道具屋の商売などはけっこう生き生き描かれていておもしろい部分もあるのだけれど、化け物が出てくる部分に興味が持てない。うっすら幽霊が現れる程度ならともかく、スプラッタ映像みたいな形で血が出たり内臓が出たりしている化け物を出されるのは好みじゃない…。
今回は、盗みの手引きが目的で店の奉公人に収まった主人公が、しっかり働くうちに最後は悪しき心から立ち戻るという大きな流れがあって、それぞれの独立した話以外にもまとまりがとれている点がよかった。
電子書籍古道具屋 皆塵堂
2022/07/27 01:34
時代モノかと……
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
じつは、時代モノだとおもって、よみはじめたのです。しかし、……コレ時代モノですけど、ホラーの要素が強くて強くて。これは、時代モノの形ですけど、ホラー系統の小説ですね