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15件
日本左翼史
労働運動の攻防、社会党の衰退、国鉄解体の衝撃。
左翼はもう存在感を取り戻せないのか?
左派の未来の可能性を問う、「左翼史」第三弾!
【本書の目次】
序章 左翼「漂流」のはじまり
第1章 「あさま山荘」以後(1972-)
第2章 「労働運動」の時代(1970年代1)
第3章 労働運動の退潮と社会党の凋落(1970年代2)
第4章 「国鉄解体」とソ連崩壊(1979-1992年)
終章 ポスト冷戦時代の左翼(1990年代-2022年)
【本書の内容】
・共産党で起きた「新日和見主義事件」
・内ゲバ「川口大三郎事件」の衝撃
・東アジア反日武装戦線と「三菱重工爆破事件」
・「日雇い労働者」をオルグする方法
・労働運動で「布団屋」が繁盛した?
・吉本隆明が左翼に与えた影響
・「郵便番号を書かない」反合理化闘争
・「革新自治体」「革新首長」のムーブメント
・上尾事件と首都圏国電暴動
・社会党の弱体化と「江田三郎の追放」
・「国鉄民営化」と中曽根康弘の戦略
・土井たか子という尊皇家
・衰退した社会党、生き残った共産党
・メディアが「エリート化」した弊害
・新しい左翼と「ヴィーガニズム」「アニマルライツ」
・「ウクライナ侵攻以後」の左翼とは ……ほか
黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向 1867ー1945
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2022/04/01 12:35
共産党批判が凄い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のっぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう少し客観的な分析や意見を期待したのですが、左翼が支持されないのは共産党が良くないからの主張が繰り返されていて、少し残念でした。「激動」も読みましたが、次巻は手にしないだろうと思います。
激動日本左翼史 学生運動と過激派1960−1972
2022/01/11 16:35
一読の価値あり
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たか - この投稿者のレビュー一覧を見る
冷静な立場で、冷静に左翼を評価。安心して読める一冊。
真説日本左翼史 戦後左派の源流1945−1960
2022/07/11 15:45
結局よく分からない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会主義や左翼と呼ばれる組織についてきちんと学ぼうという趣旨には賛同する。自分と同時代についてはよく分かるが過去のことはいまいち分からないので、左派組織の離合集散の過程など、なるほど、と初めて知る歴史的事実もあった。
しかし、左派が離合集散を繰り返した本当のところはよく分からなかった。集団よりも個人を重んじるという左派の性格上、まとまるのが難しいということか?