- みんなの評価
4件
佐治敬三と開高健 最強のふたり
著者 北 康利
ひとりは勝算なき「ビール事業」に挑み、もう一人はベトナム戦争の最前線に身を投じる。生産量世界一のウイスキーをつくったサントリー佐治と無頼派作家開高の不思議な友情がかなえた、巨大な夢
佐治敬三と開高健 最強のふたり〈下〉
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
佐治敬三と開高健 最強のふたり 下
2018/05/01 19:12
佐治敬三氏と開高健氏を軸にサントリー事業拡大期を描く
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
サントリー2代目社長の佐治敬三氏と開高健氏の二人の生い立ちを追うノンフィクションの下巻。開高氏がサントリーに入社して宣伝部に配属され、数々の名キャッチコピーを発信し、それに呼応するようにウイスキー事業を拡大する佐治氏の活躍が描かれています。本書中に紹介されている佐治氏の次の言葉「オーナー経営者が最も自由な判断をしていると思う。親の七光りはプラス要因。それを生かせる男が世襲するなら悪いことではない。世襲でなければならないといった社会は困りますがね」は、オーナー経営者の父を持つ私としても肝に銘じたい一節でした。
上下巻を読み通してサントリーが文化事業に熱心である理由がよく分かる気がします。
佐治敬三と開高健 最強のふたり 上
2018/05/01 19:06
サントリー創業期のエピソードを佐治敬三氏の生い立ちを軸に描く
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
サントリーと言えば、商品の印象的なコマーシャルが数多くあって「宣伝が上手い」というイメージがあるのではないでしょうか。広告上手のサントリーを築いたのが2代目社長であった佐治敬三氏と、当時の宣伝部に属していた開高健氏の2人です。
佐治氏が開高氏の才能を存分に発揮させ、非上場企業でありながら日本の食品産業で巨大な存在となるまでの経緯を2人の生い立ちを追いながら描いています。
初代社長で佐治敬三氏の父鳥井信治郎氏の時代に挑んだワイン事業やウイスキー事業への参入などサントリー創業直後の状況から戦後まもなくまでが上巻で扱われています。
佐治氏と鳥井信治郎氏との親子関係など興味深いエピソードもたくさん紹介されています。
2025/02/26 12:33
サントリー創業期のエピソードを佐治敬三氏の生い立ちを軸に描く
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
サントリーと言えば、商品の印象的なコマーシャルが数多くあって「宣伝が上手い」というイメージがあるのではないでしょうか。広告上手のサントリーを築いたのが2代目社長であった佐治敬三氏と、当時の宣伝部に属していた開高健氏の2人です。
佐治氏が開高氏の才能を存分に発揮させ、非上場企業でありながら日本の食品産業で巨大な存在となるまでの経緯を2人の生い立ちを追いながら描いています。
初代社長で佐治敬三氏の父鳥井信治郎氏の時代に挑んだワイン事業やウイスキー事業への参入などサントリー創業直後の状況から戦後まもなくまでが上巻で扱われています。
佐治氏と鳥井信治郎氏との親子関係など興味深いエピソードもたくさん紹介されています。