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生き方 人間として一番大切なこと
2017/04/01 08:25
「生きる」という意味
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京セラの創業者でKDDIを設立、あるいはJALを再建と、現代の経営者として抜群の人気を誇る稲盛和夫氏のこの本は、2004年8月に初版が出、その後何度も刷を重ねて、今も読み継がれている一冊である。
おそらくビジネス書にジャンル分けされるのだろうが、高齢化社会になって、仕事をしている世代だけでなく、仕事を終えた世代にも読まれていくべき本だといえる。
もちろんここに書かれている内容が宗教臭いと嫌う人もいるかもしれない。
けれど、そういうことも含めて、ここに書かれていることは大事なことのような気がする。
まだ現役で働いている時にも読んだ。
今はお金を生み出す、働くという現場から退いたが、どうにもこのタイトルが気になって再度読むことにした。
そして気づくことは、ここに書かれていることは「生きる」ことであり、その大きな枠組みの中で、「働く」という意味をとらえていることだ。
稲盛氏は「生きる」ということを、そのプロセスそのものを磨き砂にして自分を生まれてきた時よりも高い次元で終わることだと書いている。
私たちは時に「生きる」意味を喪うものだ。
稲盛氏はまずそのことを明確に記すことから論理を展開していく。
また、こんなことも書いている。
「その人の心の持ち方や求めるものが、そのままその人の人生を現実に形づくっていく」と。
これもまた先ほどの大きな前提である「生きる」意味そのものを思うのであれば、この言葉もその大きな意味するところに導かれていくということだろう。
何度でも読み返さないといけない自分というのも情けないが、これからもそうしていくしかない。
2016/10/19 22:43
稲盛和夫という人間
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カメニキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通り、著者の「生き方」を表した一冊です。
真面目・努力・親切など小学生のときに道徳で習った「きれいごと」。これがいかに大切かを、自身の体験と重ねながら説明しています。
読み終わるころにはおそらく、自分の「生き方」を見直すきっかけになるでしょう。
有名でない大学をでて、就職活動を失敗し、大きくない会社に就職したという点でも、就活生や現在の勤め先に不満がある方にもおすすめです。
生き方 人間として一番大切なこと
2015/08/08 14:25
購入して
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hirochan - この投稿者のレビュー一覧を見る
稲盛さんの書籍の中でも一番エッセンスが入った同書は、永久保存版であり、折に触れて何度も読むべきと考え、購入しました。何度も読んでいますが、都度考えさせられる内容です。