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ROOM NO.1301短編集 完結
健一はなんとなく迷っていた。目の前に倒れている少女は、綾さんじゃないだろうか? こんな風に倒れている綾さんを助けた後、ぼくは童貞を失った……はずだった。「私は誰なんでしょ――――――?」突如、綾は叫んだ。記憶を失ってまともになってしまった綾。普通の感覚で毎日を生きる彼女を13階の住人たちは綾夜と呼び、日々を送るのだが……。健一の日常から去っていたホタルのその後、そしていままで謎とされてきた刻也の日常。そしてつき合っている彼女・鈴璃との関係。少年と少女たちの日常はあるゆっくりとビートを刻みながら前に進んでいく。本編では語られないエピソードを健一や仲間たちの視点から描く。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語、書き下ろし初短編集!
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん
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紙の本Room No.1301 しょーとすとーりーず・すりー
2007/02/14 19:25
様々な悩みと気持ちと
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ショートストーリー4編
個性的なキャラクター達のそれぞれの悩みを絡めたエピソード
メインストーリーではなかなか出て来れないキャラクター達の気持ちが分かって面白いです
サブキャラクター達から見たメインキャラクターの姿など、様々な視点から映しだされた生活感が感じられます
2006/03/11 18:52
バカっぽいエロさと切なさと
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずドキドキさせられますね
キャラクター達の切ない思いと細い絆の繋がりをみせ、また新たな関係があらわになります
軽く読めばバカっぽいストーリーにも見え、それはそれで楽しいですが、大きく動き出す前振りなのかなとも思います
本編にどう影響していくのか楽しみでもあるし、怖くもありますね
紙の本ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・ふぉー
2008/01/12 19:17
どの短編も雰囲気が同じ
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
どのキャラクター目線でも同じリズム感で秘密主義的な重い雰囲気
謎めかしたストーリー上のミッシングリンクの周りをぐるぐる廻っている感じのショートストーリー
いまいちキャラクターの良さが出ていなかったように思います
味が薄く印象に残らない話が多かった
謎の部分も「謎を謎のまま語るスタイル」を確立しようとせず、もう少し小出しにして見せてこないとまるで意味の通じない話にしかなりません