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27件
式神の名は、鬼
【電子限定版】書き下ろし番外編「あの日の君」収録。●満月の夜ごと百鬼夜行が訪れ、妖怪に襲われる──その標的は八百比丘尼(やおびくに)の血を引く肉体!? 代々続く陰陽師で、妖怪に付き纏われる人生に膿んでいた櫂(かい)。無限の連鎖を断ち切るには、身を守る式神が必要だ──。そこで目を付けたのは、数百年間封印されていた最強の人喰い鬼・羅刹(らせつ)!! 「今すぐお前を犯して喰ってしまいたい」解放した代わりに妖怪除けにするはずが、簡単には使役できなくて…!? ※口絵・イラスト収録あり
式神の名は、鬼(3)
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2019/11/16 21:28
式神の名は鬼
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
したたかに立ち回ろうと頑張る美人受けさんの陰陽師ですが、なかなか現実は苦労多く…というお気の毒なあたりがツボでした。他の作品も読了している大好きな作家さんですが、読みやすくグイグイと引き込まれる安定の面白さです。
2021/07/25 10:49
伊織の話を読んでほしい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鍋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
羅刹と櫂の関係が徐々に変化してきました。情というか愛というか、芽生えてきましたよ。
この巻なにより恐ろしかったのは、最終章の伊織視点の話です。ネタバレになってしまうので細かくは書けませんが、背筋が凍りました。式神の伊織に慣れていただけに、伊織の本性がそうだったとは…と驚かされました。
2020/06/29 16:01
3巻早々発売!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニコラシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
草太の行方、櫂の解けない呪い、伊織のその後、比丘尼の企みが、分からず等々気になる続編が、こんなに早く読めるなんて嬉しいです。
夜光花先生含め、携わった出版社関係者様、有り難うございます。
それにしても八百比丘尼の存在感が恐ろしさ満載でした。
そして、鬼の羅刹が櫂によって、どんどん人間臭く(元々は人間でしたが)なっていくのが、またなんとも良かったです。
櫂と羅刹の2人が好きでしたが、草太と那都巳の少し続きを書かれるそうなので、笠井先生の優美なイラストを心待にしつつ、楽しみにしております。