- みんなの評価 4件
- 出版社: 徳間書店(Chara)
電子書籍
異界
大きく広げた漆黒の翼、威圧感を纏(まと)う美貌――極道に絡まれた泰幸(やすゆき)の前に現れた、黒ずくめの男・ベレト。眼力ひとつで泰幸を救った男はなんと魔界の王子!! 父の逆鱗に触れ人間界に追放処分になった身だった――。心も自在に読むベレトは半信半疑の泰幸に「願いを叶える代わりに精気を吸わせろ」と契約を迫ってきて!? 雄大な森林から一瞬で夜の砂漠へ…連れ去られ抱かれるエロティックラブ!! ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
蜜なる異界の契約
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電子書籍蜜なる異界の契約
2021/07/04 08:35
人外×ろくでなし
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
父王の愛妾に手を出して追放された魔族的な何かの第七王子の攻めと、有名政治家の隠し子で日々の生活に倦んで美人局をゲームとしてやっているようなろくでなしの受け。
人間より上の種族だと思っているだろう攻めの傲慢さも、彼の万能感ゆえに許されてしまう。それなのに受けに惹かれていくところや、慇懃無礼でクールな従者サガンが受けに心を許してちょっとだけデレるのが可愛い。
ろくでなしだとは思う受けも根はいい子っぽいので後味は悪くない。
電子書籍黒き異界の恋人
2021/07/04 08:28
スピンオフ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
『蜜なる異界の契約』のスピンオフで『密なる~』の攻めのベレトの慇懃無礼でクールな従者・サガンの話。
異母兄の卑劣な罠に落ちたサガンを助けた桐宮(ラグエル)との白と黒の世界の禁断の恋、エロも切なさもたっぷりで読みごたえあり。
紙の本黒き異界の恋人
2021/02/14 06:14
白と黒の羽根
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
「密なる異界の契約」のスピンオフ作品
ツンツン従者だったサガンが主人公です。
前作読んでから読むことをお勧めします。
追放された主人に従って人間界にきて・・・
主人とその相方がラブラブで暇になってしまうあたりが、
くすりと笑える始まりです。
まあ、ベレトと泰幸の新婚生活続行中なのは何よりですが。
作者さんの文章ってそこはかとなくノーブル感があるので
えげつないシーンも厳しくはないですけど、
触手や拉致凌辱が苦手な方にはお勧めできません。
「もう一つの世界」と「我々の世界」
別々の世界の存在であるサガンとラグエル
その二人が中間点である人間界で出会う。
ツンツンサガンが女装までして会いに行くほど気になる存在
ほんの遊びだと思っていたのにサガンに堕ちていくラグエル
二人をがっつり結びつけるのが、
サガンの兄(これがもう・・・姿形も醜いわ、心根も醜いわ)
拉致監禁からの凌辱。
ラグエルの救出からの溺愛
さらなる拉致と
(次兄も・・・ひどい奴だった)
前半はなんか恋のかけひきみたいな感じだったのが
後半になって怒涛の勢いです。
(ラグエルのアイムに対する報復がすごいし)
物語はロミジュリモードです・・・。
ラストまで言って私も作者さん同様に
「「もしかすると」の可能性期待してやみません」
という気持ちです。
ベレト様・・・もう少し早めに助けてあげてほしかったですけどね。
(ああ、そうしたら、・・・二人はって考えると悩ましいけど)
どれだけの時間をすごせるのかわからないですが、
二人が幸せに過ごしてほしいです。
あ、サガン・・・それでもベレト様宅の家政夫・・・やめないでやって。
荒れ放題になってしまうから(笑)
ちなみに色々シーンがあるのですが
ばっさばっさと羽根を広げ合うシーンがたまらなく良いです。
三対六枚の白い羽根と黒い羽根のシーンは・・・悶絶ものです。
しかも、ツンなサガンが我慢ならずに羽根だしてしまうのだから
身悶えするなという方が無理です。
もふもふ系に萌えはないのですけど、翼系は萌えます。
翼萌えとしては肩甲骨がうずうずします。
紙の本蜜なる異界の契約
2020/12/25 06:01
蜜なる翼
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
遠野春日さんの作品は、
「茅島氏の優雅な生活」以外は嗜好的にどうかなぁって
思って手出ししてなかったのですが、
こちらはちょっと人外系だったので興味を持って
手に取った最後の一押しは笠井あゆみさんの表紙です。
やっぱりそそられるわー
中の挿絵も麗しく、作品を彩っておりました。
作者さんの文章ってそこはかとなくノーブル感が漂っていて
不労所得のちょっとろくでなしくんの主人公泰幸もなんとなく認めさせる力がある。
まあ、ベルトもちょっと追放されてしまうくらいのやんちゃだけど王子様だし。
(従者いないと心許ないって!!!)
ちょっと庶民は足元にも及ばない感じがしますね。
泰幸がベルトをあっさりと受け入れてしまうのも
ベルトが泰幸に恋してぐるぐるしちゃうのもなんとなく初々しさすら感じます。
まあ、基本甘々なので、痛い目にあったとしても安心感ありますけど(笑)
そこらへんの安定感というか安心感が文章からにじみ出ている。
ただ日吉はともかく山藤に関してはもう少ししっかり絡めても良いのではと思ったりもします。
父親含めて添え物程度にしてももう少しって思ってしまいましたが、
まあそれも良しとしましょう。
(後でフォロー的なことが書かれていましたが、
途中「山藤のことはどうでも良い」ってはっきり書いてましたから)
ちなみに大きな翼がばっさばっさとくるあたり、好きだわー
もふもふ系にはあまり萌えないのですが、翼には萌える。
しかも七色に光る黒い羽根にうっとりです。
私の肩甲骨もうずうずしてしまいました。
ツン従者のサガン(とはいえ、誕生日にケーキ作ってくれたりする)は
良い感じです。
彼のスピンオフ作品があるのでそちらも読みたいと思います。
2020/06/16 16:29
人外×ろくでなし
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
父王の愛妾に手を出して追放された魔族的な何かの第七王子の攻めと、有名政治家の隠し子で日々の生活に倦んで美人局をゲームとしてやっているようなろくでなしの受け
人間より上の種族だと思っているだろう攻めの傲慢さも、彼の万能感ゆえに許されてしまう
それなのに受けに惹かれていくところや、慇懃無礼でクールな従者サガンが受けに心を許してちょっとだけデレるのが可愛い
ろくでなしだとは思う受けも根はいい子っぽいので後味は悪くない