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7件
読みたいことを、書けばいい。
著者 著:田中泰延
書くことは、たった1人のベンチャー起業だ。電通コピーライター24年から無職へ。「自分が読みたいことだけ書く」という方針で書きまくり、依頼殺到、読者熱狂。孤高のwebライター鮮烈の処女作。自分が本当に読みたいことを書ききって、結果として誰かとつながる。やわらかくて新しい、希望の文章講義、開講です。
読みたいことを、書けばいい。
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読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術
2019/07/09 19:22
『読みたいことを、書けばいい。』
12人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
《本書では「自分が読みたいものを書く」ことで「自分が楽しくなる」ということを伝えたい。いや、伝わらなくてもいい。すでにそれを書いて読む自分が楽しいのだから。》
というコンセプトの文章術の本
《『文章力向上72のステップ』などという本を見ると、気が遠くなる。だいたい、いつまでステップしているのか。いい加減にホップするなり、ジャンプをしてはどうか。》
など人を食った内容に微苦笑しながら読み進めるうちに、大切なことがわかってくる
・ターゲットなど想定しなくていい
・だれかがもう書いているなら読み手でいよう
・物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
書くためのテクニックではなく書くための考え方を学ぶと人生が変わる
そして本書でなにより大切なのは
《いずれにせよ購入することが大切だ。》
ということだと著者は念を押す
電通のコピーライターを経た自称“青年失業家”初の著書
購入して損はない
読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術
2019/11/06 17:22
わかりやすい文章を簡単に書く方法は、短く言うこと、こうだ。
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある時ふいにブログを書いてみようと思った。
それが2005年5月のことです。
そして今日にいたるまで、10数年以上、ブログを書き続けています。
毎日書いているわけではありませんが、
このブログを通じて得たものは大きいです。
なにより書くのが面白く、
月初めには、去年の今頃はなにしてたっけ?とさかのぼって読んでみると、
これがなかなか面白くて、ついつい読んでしまうほど。
まさにこの本のタイトル。
読みたいことを、書けばいい。
広告代理店、電通で24年間コピーライターとして活躍した後、
退職して自ら青年失業家と名乗っていた田中さん。
彼の就活で書いたES(エントリーシート)が紹介してあった。
これがすごい!
えっっとびっくりする。
これを読んだら、どんなに応募者が多かろうと
一瞬にして彼のことを憶えて、こちらからなにか質問したくてうずうずする。
この本の中で、田中さんの主張は一貫している。
「自分がおもしろいと思えるように書けばいい。」
そしてこうも主張する。
「文字がここへ連れてきた」
彼は言うのだ。
良い言葉を発すると、良い言葉は必ず自分を良いところへ連れてゆく。
わたしはそのことを知った。
なんと説得力のある言葉だろう。
あと、こんな魅力的な言葉があった。
「書けば、人生なんか、ある日、パッと変わるんや」
これは彼が小説家の田辺聖子さんに飲み友達のして選ばれ、二年間ほど彼女の自宅へ通って話を伺ったことがあるそうで、
その時にいつも聖子先生が言われていた言葉なんだそうだ。
なんとも夢がふくらむ言葉だ。
最後に、田中さんからとっておきの
ページがある。
269ページをちょっと引いてみます。
「たくさんの人に読んでもらえ、
web上やSNSでズバリ、
内容が効率よく人に届き、
とてもおもしろく、
わかりやすい文章を簡単に書く方法。
それは短くいうと、こうだ。」
はやる心を抑えてページをあわててめくる。
はたして270ページを見た瞬間…。
大いにうなり、大いに納得しました。
なんという分かりやすさ、さすが田中さん!
このページを見る?読むだけも、この本を手に取ってもらいたいと、
最後まで読んだ私は切に思うのでした。
ちなみに、私が自分が読みたいことを書いている(と気づいた)ブログは
「マドレーヌの一日一善」です。
ピンときたら、ぜひ読みに来てください。
読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術
2020/04/08 15:25
どんどん読みたくなる本
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青りんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビで林修さんが紹介していたことをきっかけに読んでみました。従来のテクニックを語る文章術本とは全く違うもので、読んでいて目から鱗でした。
文章を書く上で、根本的に重要なことを学べました。
堅苦しい表現が一切なく、楽しみながら読めました。