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続々・仁義なき嫁 新着
著者 高月紅葉
仁義なき嫁シリーズ第３部１作目・本編(「続仁義なき嫁１８愛執番外地」の続き)結婚六年目を迎えることなく、大阪へ出奔した佐和紀。横澤と名を変えた元世話係の岡村の助けを借り、『花牡丹のサーシャ』と呼ばれながらのチンピラ生活は、忍んでくる周平との逢瀬もあり、以前と大きな違いがない。しかし、逢瀬の最中に周平とケンカをしてしまう。落ち込む佐和紀だが、大阪のヤクザ・美園から力試しの依頼が舞い込み、それどころではなくなるのだった。美園の依頼内容は、繁華街でヤクザにケンカを売ってくる『パーティー主催団体・紅蓮隊』を抑えること。その団体の後ろには、直登のアニキ分であり、佐和紀と直登の稼ぐ金で遊び歩く木下の影もあり…。仁義なき嫁シリーズ・第三部開始。※初出：『仁義なき嫁・淫雨編』2019年12月発行・同人誌
続々・仁義なき嫁１～淫雨編・上巻～
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電子書籍続々・仁義なき嫁７ ～天狼編～
2022/08/07 21:49
久しぶりに笑顔で
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
長らく鬱々とした展開が続き穏やかな気持ちで読めなかった仁嫁だけどやっと笑顔で読めた。
今回は佐和紀が金属バットを久しぶりに持ったし、周平は相変わらずエロくていい男でゾクゾクするしで大満足。
これから顔ぶれは変わるにせよ佐和紀と愉快な仲間たちがわちゃわちゃしている様子を見られそうなのが嬉しい。そして以前の愉快な仲間たちも帰って来て大人数になって笑い合える日が来ますようにと切に願う。
追い詰められてきた由紀子のあがきが怖いが、佐和紀と周平にはこのまま第3部ラストまで快進撃を続けて欲しい。
電子書籍続々・仁義なき嫁5 ～雪華編～
2021/04/15 20:58
やっと
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐和紀が心を決め動き出す。
一年間という過去を埋めるための時間は無駄じゃなく、直登は自分で歩き始めようと出来るようになり、関西の経済界の重鎮から聞いた母親の情報も最早佐和紀にとって心を騒がせることはない。
佐和紀は新たな自分の役割を全うするべく歩き出した。
心も体も一つになり甘いひと時を過ごす周平と佐和紀。
これが仁嫁だよと、思わずにんまり。
2020/04/06 23:10
切ない展開
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
仁義なき嫁シリーズ第３部１作目・本編(「続仁義なき嫁１８愛執番外地」の続き)
結婚六年目を迎えることなく、大阪へ出奔した佐和紀
佐和紀に置いて行かれたと落ち込んでいた岡村は、横澤と名を変え佐和紀のフォローのため大阪へ
横澤(岡村)は佐和紀を愛人にした振りで周平と佐和紀のつかの間の逢瀬を橋渡しするが、佐和紀の置いてきた荷物を全て周平が捨てたことで佐和紀は激怒する
喧嘩をしてもいつもはすぐ機嫌を取ってくる周平が今回は・・・
結局のところ周平の愛に甘えていた佐和紀
どれだけ「自分の力で」と言っても何をしても周平は許してくれる、何も言わなくても分かってくれる、そう思っていたんだよね
それは岡村に対しても同じで甘えていた、でもそうやって甘えさせてきたのも彼らだ
誰のことを思っても切ない展開は早く何とかなるといいと願う
2020/11/08 18:46
愛し合っているのに
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰が悪いわけでもなく、お互いが相手を想い傷つけないための行動が相手を傷つけ自分自身も傷つく
直登が木下のことを家族のように思っていることが違うのだと分かり、佐和紀が周平のことを愛していることを理解してくれたら話は早いのだけど、道は遠い・・・
愛し合っている佐和紀と周平が心穏やかに愉快な仲間たちと笑える日が一日も早く訪れることを祈っている
電子書籍続々・仁義なき嫁9 ふたつの海を
2024/02/03 19:13
道元吾郎に沼落ちします
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：Haruko - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ふたつの海を』
道元大好き民
最高ご褒美でございます。
いつも感動する紅葉先生の描写の美しさDGN編でも炸裂しております。
また、スタイリッシュ道元のワードローブの数々に素敵な姿の妄想がたぎります。
あちこちで優しい道元吾郎の姿もみられ感無量です(TT)
自己肯定感マイナスの道元吾郎と大型ワンコ直登を見守っていきます。
素晴らしい物語をありがとうございました!!!
電子書籍続々・仁義なき嫁８ ～陽炎編～
2023/01/30 21:48
感無量
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
長い長い確執の終わりは呆気なくて女狐は驕り自業自得の結果に終わった。
悪魔の最後が華々しい最期じゃないのがいい。
人々をいたぶり苦しめることで喜びを得ていた女をいなかったもののように日常に戻る事こそが最大の復讐になるのかも知れない。
やっと佐和紀と周平の笑顔が戻り、ふたりが手を取り合い新たに歩んでいくと思うと感無量で言葉にできない。
電子書籍続々・仁義なき嫁６ ～短編集１～
2022/08/06 12:18
いい！
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
同人誌「季節をきみと」「ハーバーライトラビリンス」に収録の短編集。
能見とユウキや田辺と大輔カップルのお話もあり、佐和紀が出奔した後の京子や周平の様子に加え、未だ混迷の中にいる佐和紀と二律背反な状態にモヤモヤしながらも佐和紀には常伊達男であろうとする周平との、つかの間の逢瀬などどのお話も最高だった。
2021/07/06 15:14
謎のサワキの出自が小出しに分かってくる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サワキの無意識な自己中心は、幼児期の特殊な工作員教育によるもの。
「犠牲を出しても生き延びろ」と育てられたサワキは、どうやら特殊工作員に育てられた子供だったらしい。
家族と思っていた母や祖母は全部他人。
護身ではなく、殺傷の為の体術を習っていた場所は、特殊部隊の訓練所。
実年齢と性別を偽証した嘘の戸籍届。
「サーシャ」とよばれていた時期の記憶は催眠術によって封印されて忘れていた。
サワキの実の親が誰なのか気になって、ずっと追って読んでます。
結局１冊で飽きなくて、サワキの過去を知りたくなる伏線の功名な仕掛けに誘われて、最後まで追って読んでいきそう。面白い。
2020/11/08 22:27
やっぱり佐和紀には着物が似合う
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
仁義なき嫁シリーズ第３部２作目・本編(「続々仁義なき嫁１～２・淫雨編」の続き)
迷える佐和紀をジリジリとしながらも以前と変わらず慈しみ見守る周平が愛おしい
その迷える佐和紀は周平の愛情を再確認し、木下の本音を偶然耳にしたことで吹っ切れたようだ
右腕の岡村との関係も改善され、美園の依頼に応えるため大阪へ帰ることにする
周平が佐和紀の知らない所で直登に会うシーンは、佐和紀の為にここまでするのかと周平の器の大きさを感じた
停滞し倦み、袋小路に追い詰められていた佐和紀がついに動き出す
2020/11/08 19:03
辛く胸が痛い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
仁義なき嫁シリーズ第３部２作目・本編(「続々仁義なき嫁１～２・淫雨編」の続き)
佐和紀が周平の下を出て大阪に来た理由の直登が、精神的な落ち着きを見せ始めた一方で木下はヤクザに囲い込まれていくのだが佐和紀にはどうすることもできない
周平のみならず岡村との関係にも距離を感じるようになってしまった
佐和紀は自分が何を目指しているのか、何をするべきなのか考えることを放棄して倦んでいるように見える
佐和紀は情がこわいから、触れ合った人間を見捨てることが出来ないので泥沼化してしまって抜けられないのだろう
結局は佐和紀が精神的に強くなり、成長する必要があるのだろうけど先が見えなくて不安だ
いい加減なんとかして貰わなければ、今のままではみんなが不幸な気がして辛い
