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ヘヴィーオブジェクト
結局、戦争はなくならなかった。でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。 超大型兵器オブジェクト。それが、戦争の全てを変えた。 戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。その少女は『エリート』と呼ばれていた───『オブジェクト』のパイロットとして。 近い将来。このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』に、生身で立ち向かうことになる───。 これは、そのきっかけとなる出会いだった。
ヘヴィーオブジェクト
05/02まで通常671円
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2012/01/24 13:01
クリスマスのサービス
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
オセアニアで水着休暇だ!度重なる連戦に披露するフローレイティア・カピストラーノ少佐率いる部隊に与えられる休暇…だったのだが、それを楽しみにしていたヘイヴィアとクウェンサーは、作戦展開中にゲリラ兵に拉致され、資本企業のヘヴィーオブジェクトを破壊するように脅される。…みずぎ。
その危機を乗り越え、フローレイティアの爆乳ビキニミニスカサンタにクウェンサーが窒息させられそうになっているとき、ヘイヴィアはまたも、オセアニアの都市に対するテロ事件に巻き込まれていた。不運。
今回の事件の背景にあるのは、フローレイティアたちの活躍もあって空白地帯となったオセアニアに対する支配権の争い。そこに、信心組織の異端枢機卿と彼が持つ電子数学の財宝、人工プラチナの製造方法と、彼を殺すべく追いかける女性天罰集団ヴァルキリエ、そしてそれらを利用しようとする大国の思惑が交錯する。
ヘイヴィアとクウェンサーが歩兵で最強兵器を壊し続けるのにも飽きて来たので、彼らの知名度が利用されるパターン、逆にお姫さまのベイビーマグナムがオブジェクト以外で攻撃されるパターン、そしてオブジェクトの戦場の外で繰り広げられる謀略戦が描かれる。
見どころは女性キャラの、真夏のクリスマス衣装。他は…歩兵が戦場全体を語るのは立場的に難し過ぎるね。
2010/11/25 14:26
巨大兵器の足元で
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
始まりの場所アラスカに戻って来たクウェンサーとヘイヴィアは、オブジェクトの残骸回収任務で情報同盟のおほほが口癖のエリートが乗るオブジェクトとまたしても生身で対峙することになる。腰が引け気味のヘイヴィアに対し、積極的に介入するクウェンサーに勝算はあるのか?
今回はオブジェクトのハードウェア面の凄さよりも、操縦者やソフトウェア、運用面などの視点で戦場が描かれます。フローレイティアは前巻で出ずっぱりだったせいか控えめ。代わりに新たな女性士官や女性兵士が登場します。最強兵器が闊歩する戦場でも、人間の活躍の場はいっぱいあります。
2010/06/14 21:34
南半球を転戦
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
軌道エレベーターかマスドライバーかという宇宙開発技術の争いが、超巨大兵器オブジェクト同士の対決に発展する。前回もオブジェクトに対して生身で挑んだヘイヴィアとクウェンサーは、南極大陸から南米大陸へ渡り北上し、またしてもオブジェクトと対峙する。
彼らの上官フローレイティアが貴族でありながら軍隊にいる事情などもからめつつ、巨大兵器に吹っ飛ばされながら奮闘する二人の姿が見られるだろう。
2016/02/29 00:19
緑かわいい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきざくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
敵キャラが仲間になるシチュエーションは好きです。ほかの新キャラもいい味出しておりますし、面白かったですね。
2016/02/19 13:24
この本は
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パンダ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は読んで見てヘビーオブジェクトの方を読んでいなくてもおkなので是非読んでください
2015/09/17 16:05
騎士の役を任じしは
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中のあらゆるところで、クリーンな戦争を支配する最強兵器オブジェクトを生身でブチ壊したり、予想もしない陰謀に突き当たって色々とグチャグチャにしてきた結果、ついに軍の上層部は、ヘイヴィア・ウィンチェルとクウェンサー・バーボタージュを、窓際部署に左遷することを決めた。
そうして送り込まれたのは、クレア・ホイストを筆頭とする、変わり者のオブジェクト設計者たちを隔離する南の島だ。窓際部署らしく意味のない仕事をさせられ、クレアを護衛するユニコーン部隊から小突きまわされ、それでいて安全で快適な環境を与えられるという状況に、多くの鼻つまみ兵士は腐っていくという。
そしてそんな戦場の楽園ですら問題を起こしたヘイヴィアとクゥエンサーは、今度はドックタグもつけられない非合法な作戦のため、北極方面へと駆りだされてしまう。そしてそこにも、ユニコーン部隊と、彼らが関わっているらしい不正の影があったのだ。
やがて二人は、正統王国ニコラシカ王家の継承問題に巻き込まれていくことになる。
今回は実は主役以外の人が、お姫様を影ながら見守る騎士の役を割り当てられていて、さしものヘイヴィアとクウェンサーも、ちょっとふてくされ気味。
まあでも、第三世代のオブジェクトと当たる見せ場も与えられているし、最強兵器の隙がそれを運用する人間にあるというテーマも継続中なので、次のオイシイ目を見る機会に期待して欲しいところ。でも実は、影で色々と良い目を見てるかもしれない。
2015/08/25 13:50
無茶は無茶でもちょっとまし
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつものヘヴィーオブジェクト同士の“クリーンな”戦争から目先を変えて、テクノピックという、ドーピングあり、あらゆる技術の利用ありの、世界各国の威信と技術力がぶつかり合う競技大会の様子を描く番外編だ。
このため、クウェンサーとヘイヴィアたちやオブジェクトの出番はなく、通常兵器や航空戦力によるバトルシーンが盛り込まれている。
あれ、競技大会なのになぜバトルシーンなの?と思った人。本来ならバトルシーンなどあり得ない企画なのだけれど、この大会は代理戦争の側面が強く、非公式な妨害行為はアリアリなのだ。だから、上位選手に対する妨害行為は当たり前。
そしてその大会の裏で、陰謀を逞しくする一勢力もあり、主役であるマリーディ・ホワイトウィッチは、大会に、戦闘に、大忙しになる。
いつもの無敵兵器に対する無茶よりは、幾分、現実的な無茶かもしれない。
紙の本ヘヴィーオブジェクト
2009/10/11 11:58
現実に起こせないことは物語で起こせばよい
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
巨大移動要塞オブジェクトによるガチンコ決戦以外の何も戦場に影響を与えなくなってしまった世界で、味方のオブジェクトが負けて殲滅戦が繰り広げられることになった戦場にたまたまオブジェクトの勉強に来ていた学生が、捕虜になりかけていた少女パイロットを救出し、敵のオブジェクトを生身でぶっ壊す、というところから立ち上がり、次々と別の戦場に送られて、蟻が象を倒す戦いに投入されていくお話。
こんなこと簡単にやられちゃったら、真面目に兵士を育成したり軍事予算を投入する気力もなくなっちゃうよ、という様な指摘はあるが、ともかく、無敵の存在に対して勇気と知恵と工夫で挑むという構図は、オトコノコのあこがれでありワクワクする。
無力な存在が微力を尽くして強力な力に挑むという、この構図は、作者の別シリーズである「とある魔術の禁書目録」にも通じるものがあるだろう。どうやらこの作品もシリーズ化されるらしいが、前述の作品と同様の展開になるのか、それとも違う方向に進むのか、いまの所はよく分からない。
2012/05/17 22:00
外伝作品
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きなシリーズ『へヴィーオブジェクト』の外伝です。
本編の人物は間接的に見られるほかはなし。そのため外伝でも本編を掘り下げる作品ではなく、本編世界を舞台にした別作品と捕らえた方が良いでしょう。
気軽に読むには、本作の登場人物・世界観はとっつきにくいように思います。
本編が登場人物を読ませる系統なら、本作は舞台とか設定、あるいは事件について読ませる作品かなと感じました。
2013/03/07 10:48
外伝ですらない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIF - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界観というか共通背景なだけで、バカコンビもお姫様も爆乳上司も、タイトルの「ヘビィオブジェクト」すら出てこない作品なので、外伝という位置づけですらない作品。
最初から最後まで淡々とあらかじめ決められた一本道のあらすじをただ追いかけているだけの展開という印象で、読み手の想像を超えるようなワクワク感はまったくないので何度か途中で読むのを止めようかと思ったくらい。
本編で繰り広げられるバカコンビのハチャメチャっぷりが好きで、そのつもりで購入したら裏切られた、もちろん悪い意味で。
紙の本ヘヴィーオブジェクト
2018/12/31 15:53
ミリタリーもの
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
超大型機動兵器が存在する世界で歩兵2人を主人公にしたミリタリーもの。
無敵ともいえるオブジェクト相手に歩兵が挑むというアイデアはいいんだけど、緊迫した場面での長々とした台詞はどうにかならなかったのかな。
読者に説明しなきゃいけないのは分かるけど、敵基地に潜入しといて口喧嘩とかされると興ざめしてしまう。
2018/12/31 15:42
シリーズ3作目
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お姫様のライバル、おほほさんの意外な正体が明らかに。
黒軍服のお姉さんといいクウェンサーは地道にフラグ立ててるなw
炭鉱内でのパワードスーツとの戦闘が良い。
オブジェクトだけじゃなくこういう泥臭い戦闘シーンがあるのがいいね。
2018/12/31 15:42
マスドライバー財閥を敵とした連作短編もの
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はマスドライバー財閥を敵とした連作短編もの。
世界情勢とかフローレイティアのヘビーな状況とかキャラの説明も多くて、前作より読みやすく感じた。
しかしヒロインのお姫様はいまだ詳しい掘り下げなし。
クウェンサーから名前すら呼ばれてないって言うのはヒロインとしてどうなんだろw
2018/12/31 15:41
シリーズ4作目
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
信心組織も本格的に登場して世界勢力も出揃った感じ。
今回はお姫様も頑張ってたけど、フローレイティアさんのお兄ちゃん攻撃には完敗してたねw
ディープオプティカルを倒したと思いきやまさかの変形にはびっくり。
2018/12/31 15:40
シリーズ5作目
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
クウェンサーやお姫さまどころかオブジェクトもほとんど出てこない番外編。
すっかり変容してしまったオリンピックや戦闘機のドッグファイトなど、見どころたくさんで楽しめた。