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18件
ヘヴィーオブジェクト
結局、戦争はなくならなかった。でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。 超大型兵器オブジェクト。それが、戦争の全てを変えた。 戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。その少女は『エリート』と呼ばれていた───『オブジェクト』のパイロットとして。 近い将来。このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』に、生身で立ち向かうことになる───。 これは、そのきっかけとなる出会いだった。
ヘヴィーオブジェクト 人が人を滅ぼす日(下)
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ヘヴィーオブジェクト電子数学の財宝
2012/01/24 13:01
クリスマスのサービス
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
オセアニアで水着休暇だ!度重なる連戦に披露するフローレイティア・カピストラーノ少佐率いる部隊に与えられる休暇…だったのだが、それを楽しみにしていたヘイヴィアとクウェンサーは、作戦展開中にゲリラ兵に拉致され、資本企業のヘヴィーオブジェクトを破壊するように脅される。…みずぎ。
その危機を乗り越え、フローレイティアの爆乳ビキニミニスカサンタにクウェンサーが窒息させられそうになっているとき、ヘイヴィアはまたも、オセアニアの都市に対するテロ事件に巻き込まれていた。不運。
今回の事件の背景にあるのは、フローレイティアたちの活躍もあって空白地帯となったオセアニアに対する支配権の争い。そこに、信心組織の異端枢機卿と彼が持つ電子数学の財宝、人工プラチナの製造方法と、彼を殺すべく追いかける女性天罰集団ヴァルキリエ、そしてそれらを利用しようとする大国の思惑が交錯する。
ヘイヴィアとクウェンサーが歩兵で最強兵器を壊し続けるのにも飽きて来たので、彼らの知名度が利用されるパターン、逆にお姫さまのベイビーマグナムがオブジェクト以外で攻撃されるパターン、そしてオブジェクトの戦場の外で繰り広げられる謀略戦が描かれる。
見どころは女性キャラの、真夏のクリスマス衣装。他は…歩兵が戦場全体を語るのは立場的に難し過ぎるね。
ヘヴィーオブジェクト巨人達の影
2010/11/25 14:26
巨大兵器の足元で
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
始まりの場所アラスカに戻って来たクウェンサーとヘイヴィアは、オブジェクトの残骸回収任務で情報同盟のおほほが口癖のエリートが乗るオブジェクトとまたしても生身で対峙することになる。腰が引け気味のヘイヴィアに対し、積極的に介入するクウェンサーに勝算はあるのか?
今回はオブジェクトのハードウェア面の凄さよりも、操縦者やソフトウェア、運用面などの視点で戦場が描かれます。フローレイティアは前巻で出ずっぱりだったせいか控えめ。代わりに新たな女性士官や女性兵士が登場します。最強兵器が闊歩する戦場でも、人間の活躍の場はいっぱいあります。
ヘヴィーオブジェクト採用戦争
2010/06/14 21:34
南半球を転戦
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
軌道エレベーターかマスドライバーかという宇宙開発技術の争いが、超巨大兵器オブジェクト同士の対決に発展する。前回もオブジェクトに対して生身で挑んだヘイヴィアとクウェンサーは、南極大陸から南米大陸へ渡り北上し、またしてもオブジェクトと対峙する。
彼らの上官フローレイティアが貴族でありながら軍隊にいる事情などもからめつつ、巨大兵器に吹っ飛ばされながら奮闘する二人の姿が見られるだろう。