電子書籍
シフト
一部の若者たちの間で起こった不思議な現象――眠るとRPG(ロール・プレイング・ゲーム)にも似たファンタジー世界へ《シフト》し、そこでもう一つの生活を送る。なぜこの現象が起こるのかは分からない。 たった一つのヒントは、《シフト》する時に聞こえる 「世界はクリアを待っている」 という言葉だけだった……。「現実世界」 と 「シフト世界」、眠るたび二つの世界を行き来する少年少女たちの日常と冒険を描く。『悪魔のミカタ』 の著者・うえお久光が贈る、モダンファンタジー !
シフトI -世界はクリアを待っている-
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2008/08/20 21:48
仕切り直しの巻
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
シフト世界の過去編
過去色々あって、ミッシングリンクがあって、現代編、という展開の「色々」の部分
リアル世界の話はほとんどなく、シフト世界の思った以上にゲーム的な世界観を見せています
いままで謎だった部分が明らかになり「なるほどね~」という感じ
シフト世界からリアル世界への干渉の可能性も含みつつ、上手く仕切り直しできてると思います
2008/08/11 14:02
下ごしらえは済ませました
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
2巻から登場した赤松の同級生、高嶋空のシフト世界はじめて物語。空がシフトをする際に感じる苦痛の理由は何か、ということが明らかになります。これでようやくシフト世界を人間系と怪物系の側面から描く準備が完了したというところでしょうか。本来の物語はこれから始まります、という感じ。
電撃のハードカバー戦略が、読者層を上に広げよう、ということなのだとしたら、本作を当初ハードカバーとして出版したことは戦略ミスだったように思う。どう読んでも、対象は中高生だし。中高生に売るにはハードカバーは高すぎる。
文庫化によって、コンスタントに出版が続けばよいのだけれど…