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天才のら犬、教授といっしょに哲学する。人間ってなに?

税込 1,430 13pt

天才のら犬、教授といっしょに哲学する。人間ってなに?

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評価内訳

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「考える自由があるときこそ、人は自由でいられる。」

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、「天才のら犬、教授といっしょに哲学する。人間ってなに?」に続く、10代の哲学さんぽシリーズの第2巻である。

自由ってなに?

短くも鋭く深い問いである。

章題も印象的である。

  ・かつて、生まれながらに自由をもたない人間が存在した。

  ・人として生まれた者は、だれもが自由である。たとえ奴隷であっても。

  ・自分らしくいられなければ、自由でいても意味がない。

  ・人は自分からすすんで、自由を捨てるのか?

はじめは、こんな問いから始まる。

  「自由な人間」って、いったいなんだろう?

  その答えをさがすとき、わたしたちは「自由とは?」「人間とは?」などと
  抽象的に考えるのではなく、むしろ具体的なだれかを思いうかべる。

  たとえば、あなた。あなたは自由ですか?

本書も第1巻と同様に、多くの哲学者のことばが紹介されている。

私にとって中でも印象的だったのは、エピクテトスのことばだった。

  自分しだいでなんとかなるものには、しっかりと向きあうことだ。

  そしてそれ以外のものは、ただあるがままをうけ入れるのだ。

同じく、エピクテトス。

  ほんとうのあなたでないものは、すべて捨ててしまいなさい。

  考えをとぎすまし、ほんとうのあなたでないものにとりつかれないようにすること。

  そして執着したり、それを奪われても嘆いたりしないことだ。

エピクテトスは、50年ごろ~125年ごろまで生きたローマの奴隷の出身だという。

ディオゲネスとソクラテスを尊敬し、質素な生活をおくったそうだ。

彼は、奴隷として働いていた頃もきっと、心は自由だった人だろう。

ニーバーの祈り(The Serenity Prayer)に似ていると思った。

  神よ、

  変えることのできるものについて、
  それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
  変えることのできないものについては、
  それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
  そして、
  変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
  識別する知恵を与えたまえ。

  ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)

これは、米国のアルコール依存症患者の断酒会のメンバーの目に留まり、
その断酒会のモットーとして採用されたという。

もうひとつ印象に残ったのは、シモーヌ・ヴェイユのこのことば。

  人間がたったひとつ、真に自分のものであると言えるのは、考える能力だけだ。

著者もまた「考える自由があるときこそ、人は自由でいられる。」と書いている。

短くも鋭く深い問いを読みながら一緒に考えるきっかけとなる1冊である。

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「人間は文化を誇り、犬は本能や自然体を誇らしく思う。」

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、10代の哲学さんぽシリーズの第1巻である。

この「天才のら犬、教授といっしょに哲学する。人間ってなに?」も、第2巻の「自由ってなに?人間はみんな自由って、ほんとう?」もフランスの作者・画家によるものである。

第3巻として、「なぜ世界には戦争があるんだろう。どうして人はあらそうの?」が続く予定である。

本書は、ある哲学者が「人間と動物のちがいについて」
という本を書くことになっていたが、さっぱり筆が進まない。

この設定、まるで本書を書こうとしているの作者のようである。

書けなくていらいらした哲学者はこんなことを言う。

「人間が動物よりずっとすぐれている理由を、
犬にたずねたら、なんて答えるかな。
ぜひ、きいてみたいもんだよ」

その瞬間、玄関のドアをひっかく音がして、哲学者がドアを開けると、
そこには大きな赤犬がいたのである。

そして、犬はいきなり話しはじめたのだった。

「おいおい、ずいぶんえらそうなこと言ってるな! しばらくオレをこの家においてみろ。
そしたら、どうして動物が人間よりずっとすぐれているか、おしえてやるぜ」と。

犬は、なかなか書けずにブツブツ言っている哲学者のことを実はずっと見ていたのだ。

犬は、レオと名乗った。

レオはいばっている哲学者が気に入らない。

人間は言葉が話せるから人間なら、話せるようになったオレだって似たようなもんだから
ちょっとは敬意を払ってほしいものだというわけだ。

犬はおとなしく主人の言うことをきいていればいいという哲学者に対し、
オレには主人なんていないからどこに行くかは自分で決めるというレオ。

口論するふたりだが、これが本質的な質問、哲学談義へとつながっていく。

だが、最初の議論は、哲学者は分が悪かった。

レオは、哲学者が「社会で仲間と暮らすのが人間だ」というのに対し、
人間がお互いをちっとも信用していないことや、
隣の人が自分よりいい家に住んで高そうな車に乗っていたらうらやましいこと、
戦争がどんどん残酷になっていくことを指摘し、
犬はそんなことはしないという。

哲学者は、うめいてしまう。

それが鋭い指摘であることがわかっているのだ。

だが、くだらない議論は時間の無駄だとレオを追い出してしまうのだった。

ところがレオを追い出した後、哲学者の執筆はますます進まなかった。

間違いに気付いた哲学者はレオを呼び戻しに行く。

最初は、ワンちゃんおいで骨をあげるよと言ったが、
レオはかえって怒ってしまう。

哲学者はとうとうレオの意見をそれなりにいい意見だったから、
もういちどいっしょに話をしないかというのである。

相手を必要だと認めたとき、レオも納得して哲学者の家にやってきた。

そこから、二人の対話が深まっていく。

なぜ人間は集団で暮らすのか?

動物は働くのか?

仕事は人間を幸せにするか?

動物は話すことができるのか?

人間は「理性の動物」か?

人間は自由か?

などなど。

集団で暮らす、働く、話すなど、それぞれのテーマについて
人間と動物はどう違うかについて語りあっている。

ふたりの議論に関連して、随所で、
アリストテレス、ヘーゲル、デカルトの言葉などが紹介されている。

大事な言葉のページは背景が表紙と同じ水色になり、
文字が白で、1ページいっぱいを使っている。

巻末には途中で紹介されていた哲学者のことばを再掲し、
関連しているほかの哲学者のことばもさらに紹介している。

そして、問いを立てている。

例えばこんなように。

  この本の主人公の哲学者は、だれの意見に近いと思いますか?
 アリストテレスでしょうか、それともホッブズ? 

 いっぽうレオは人間のこの性質について、どう思っているでしょう?

 あなたは人間がほかの人間といっしょに社会で暮らすようにできていると思いますか?

本書は問いかけや対話がキーになっている。

哲学者がひとりでは本を書けなかったけれど、
レオがやってきて対話するようになってから言葉が冴えてきたのは
哲学という学問そのものの本質を表しているように思う。

「人間は文化を誇り、犬は本能や自然体を誇らしく思う。」という章題がある。

言い得て妙である。

最後にこの章に登場するレヴィ=ストロースのことばを引用したい。

  自然とは、わたしたちが遺伝によって、
  生まれながらにしてもっているもの。

  その反対に文化とは、
  自身の外にある伝統からうけついだ、すべてのもの・・・・・・。

  つまり、社会の一員として身につけた
  習慣や能力である。

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みんな必ず「死」ぬけれど、それってなんなの??

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まもり - この投稿者のレビュー一覧を見る

「死」は決して体験することができない故に、古来からの大きなテーマであると。古代の賢人哲学者たち、宗教家たちがどんなことを「死」について考えたか、が子供向けに(と言っても小学生だとちょっと難しいかも)書かれたもの。

私がハッとしたのは「哲学者は何かを言い切ることはない。むしろ反対にずっと問い続けるのだ」の一文で、最近ネットで適当に耳心地の良いそれらしい言葉でやたら断定的に言い切る文章を見た時の違和感を思い出した。簡単に物事を言い切ってはいけないんじゃないの?と、常に思っていた自分に気づかされた。

「死」についてはこれからも考えていくだろうし、決して明確な答えは出ないのだろうけど、どうしても考えてしまうので、色々な人が書いた「死」についての本を読んでいこうと思います。この本はとても分かりやすい文章で読みやすかった。読めてよかったです。

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