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4件
電柱鳥類学
著者 三上修
電柱といえば鳥,電線といえば鳥.でも,そこで何をしているの?カラスは「はじっこ派」?感電しないのはなぜ?――電柱や電線の鳥に注目したら見えてきた,その知られざる生態,電柱・電線の意外な姿,電力会社と鳥たちの終わりなき知恵比べ.あなたの街にもきっとある,鳥と電柱,そして人のささやかなつながりを,第一人者が描き出す.
電柱鳥類学
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電柱鳥類学 スズメはどこに止まってる?
2024/02/04 18:04
電線と鳥
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大樹パパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
電柱・電線についてわかりやすい解説で書かれていて、それまで日常的に目にとまる電柱・電線に意識をむけることはありませんでした。そんな何気ないところにも豊富な話題が満載だなぁ、と思った次第。しかも大好きな「トリさん」と絡めた内容。トリ図鑑ぽいのは口絵4ぐらい(カラー写真)。
電柱・電線に詳しくなれるかも。
家の近所にはまだ電信柱(←木)が残ってます。
電柱鳥類学 スズメはどこに止まってる?
2021/01/23 08:57
電柱鳥類学
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dzoe - この投稿者のレビュー一覧を見る
電柱・電線の詳細な解説から、電線にとまる鳥の種類の分析、電線につくられる鳥の巣など、身近ながらあまり知らない内容が興味深くまとめられています。
電柱鳥類学 スズメはどこに止まってる?
2021/02/17 10:08
鳥類の研究と電柱の鑑賞。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
電柱にスズメやカラスがとまっている。今の日本に住む私たちには当たり前の風景。でも、著者の書くとおり「電柱に鳥がとまる」風景は歴史的にはごく最近のことで、世界的にも当たり前ではない。
人間が生活する場所に作った人工物である電柱と鳥の関係。電柱のどこを、どんなふうに鳥は使っているのか。まずは電柱を知らねば、と電柱の話から。いや、電柱だけでも種類もいろいろあって面白い。鳥を研究する著者であるが、電柱好きであることも記述に垣間見えている。鳥類の研究と電柱の鑑賞を楽しく読める「野鳥観察」の本であった。
無電柱化が進めば「電柱に鳥」は消えてしまう。「一時代を示す風景」になってしまうのはさみしいような仕方ないような。未来の都会ではスズメ(や鳥たち)はどこにとまっているのだろう?