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「無罪」を見抜く
有罪率が非常に高い日本の刑事裁判.一方で,死刑などの重大事件で,再審の結果,無罪となるケースも出てきている.在職中,いくつもの無罪判決を出し,そのすべてを確定させた裁判官は,いかにして無罪を見抜いたのか.被告人,証拠と向き合う姿勢,裁判官と検察の関係などを率直に語る.現在の日本の司法制度を考える際に必読の書.
「無罪」を見抜く
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「無罪」を見抜く 裁判官・木谷明の生き方
2020/04/04 20:37
元裁判官のオーラル・ヒストリー
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:道南 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先日、初刊本のレビューを書いたばかりだったところ、偶然にもほぼ同時に岩波現代文庫版が刊行されました。
貴重な内容だった本書も初刊本は入手困難になっていたとのことで、文庫化は喜ばしい限りです。
今回、まえがきと門野元裁判官の解説も加えられ、読み応えもアップしています。
内容についても増補修正が加えられたとのことで、実際、あまり裁判制度に詳しくない人には多少の誤解を招くかもといった箇所が削られ、後日思い出したと思われるエピソードがインタビューの時に語ったかのように加えられているのを発見したりしました。