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吉本隆明がぼくたちに遺したもの
吉本隆明――戦後思想史に屹立する彼の遺したことばと思想的営為は,ぼくたちになにを語りかけるのか.吉本隆明を敬愛してやまないふたりが,自身の受けた深甚なる影響について率直に語りあう.その思想的核心に迫る対論から,自分に発して世界の問題を考える思想的態度,その原型としての吉本思想が未来にもつ,驚くべき射程の広がりが明らかになる.
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吉本隆明がぼくたちに遺したもの
2018/07/22 20:49
もうちょっと批判してもいいのでは
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の中で吉本隆明の後期の著作「アフリカ的段階について-史観の拡張」が重要な位置を占めているが、読んでいないのが痛い。東日本大震災後の対談なので、原発問題に触れているが、反・反原発の立場だった吉本隆明についてすごく好意的な評価をしている。言っていることはわかるのだが、もうちょっと批判してもいいのではと思った。