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崩壊するアメリカの公教育 日本への警告 新着
著者 鈴木大裕(著)
市場化による公立学校の序列化と教育格差の拡大.規制緩和で使い捨て労働者と化す教員.企業が公教育をターゲットにあらゆる領域で肥え太っていく――.新自由主義の極限にあるアメリカの現実とは.そしてPISAに見られる教育の数値化・標準化の危険性とは.ニューヨーク在住の気鋭の研究者が,近未来の日本に警鐘を鳴らす.
崩壊するアメリカの公教育 日本への警告
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2016/12/15 20:06
教育格差を助長するアメリカ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
市場型教育改革によってアメリカの公教育は崩壊している。公教育による学力向上や階層の向上などは目指せなくなっている。同じことを追随している日本への警鐘である。
2019/01/14 11:18
公教育をビジネス化したアメリカの迷走を解説した書です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アメリカの公教育の現状を分析し、それに警笛を鳴らした書です。アメリカでは、今や公教育がビジネス化され、学校の廊下には企業の広告が張り出されたり、ヘッジファンドが群がるフランチャイズ型の公設民営学校が闊歩したりしています。そのような状況において、教員は使い捨てと化し、子どもたちはたらい回しにされています。同書は、そのようなアメリカの公教育の現状に危機感を訴える一冊です。日本の学校もアメリカにようになる危険性を孕んでおり、他人事とは言えません!
2016/09/26 18:35
日本の教育崩壊寸前?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タマゾン - この投稿者のレビュー一覧を見る
教育を市場原理に任せるとどうなるか?そんな疑問に1つの事例を強烈に示した一冊です。
学校に効率化、評価主義を導入した結果、アメリカの教育現場は悲惨な事に!そして、そのアメリカをモデルに教育改革を行っている日本。
しかし、本書は悲観論に終始せず、その中で『貴方』は「何を感じ」「何を考え」「どう行動するか」を読者に問いかけているように思います。
アメリカで起こった具体的な「教育の効率化、画一化、評価主義」に抵抗する教育者達の戦いとその結果も分かりやすく生き生きとした姿で書き出されています。
これは教育だけでなく、今を生きる日本人の価値観をも問い直しているように思います。
是非、性別年齢職業立場問わず一人でも多くの人に読んで頂きたいです。
2019/02/19 07:12
アメリカ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカの教育格差は大きいんだろうなと思うと教育というのは難しくて、何がいいのかと迷いだしたら迷走してしまいそう。