総合的研究 数学I+A
教科書や従来の参考書では、いろいろ書かれているわりに、読者が一番知りたい肝心なことは省かれている傾向があります。本書は、ここを重点的に丁寧に解説しました。ですから、しっかり読んでもらえばスムーズに理解してもらえるはずです。本書は気楽に読めて即効的な力がつくことを謳うものではありません。しっかり読む人に、数学的な心と考えること理解することの喜びと力を伝えるものです。
●教科書調と講義調の解説:定理の意味や公式の意義、つまり数学の心を伝える詳しい解説が本書の特長です。
●問や例を多数配置:読んでいくときの理解の手助けになるように具体例とその確認としての問を多数設けました。
●例題と「アプローチ」:厳選、新作された例題は、理解の差が大きく生じる、学習上重要で、難関大学入試に向けて大切な「良問」です。
●大学入試対応の章末問題:「学習に適した入試問題」を厳選し、学習者の利便を考慮して自然な順序に構成しました。問題は複雑さに応じてA、Bの2段階に分けています。
※本書は「本質の研究 数学I+A」の改訂版です。
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総合的研究数学Ⅰ+A 大学受験
2019/06/04 14:21
元予備校講師として人気の長岡亮介先生の参考書
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中1の息子が方程式の学習のときに、不等式についても学校で習ってきたので、参考になるものを探していてこの本に当たりました。数学をすることは、言葉で伝えるということと切っても切り離せません。本質をつかむためにじっくり読み込める本です。
総合的研究数学Ⅰ+A 大学受験
2020/09/28 17:22
数学の世界への入門書
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Snark - この投稿者のレビュー一覧を見る
参考書らしく、様々な問題に対応できるよう、チャート式のように書かれている。しかし、この本の真価はそのストライクゾーンの広さにある。特に、数学嫌い・苦手意識を持っている中学生・高校生に読まれたい一冊だ。
丁寧に書かれているので、読みやすさは勿論、核心に迫ることも多く、モチベーションを上げるのにも大いに役立つ。この本を軸に勉強すれば、盲目のうちに勉強するといった事態は避けられる。熟読して、よく内容を自分なりに理解できれば、数学の理解は大抵の高校生に負けないものになるだろう。
2019/10/07 00:21
じっくり読んで考える総合的研究数学1A
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:春光堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中、たくさんの数学の参考書があります。
数研のチャート式がメジャーですが合わない人もいます。
数学の本質をじっくりと学ぶのであれば、総合的研究数学1Aは最適だと思います。
ただし、中学生から高校に進学した方は、数学が格段に軟化し、大きなギャップを感じるはずです。
総合的研究は文章を読みこなす国語力も必要ですから、じっくりと読むと言うトレーニングもかかさないでください。