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ジブリアニメで哲学する
著者 小川仁志
こんな見方もあったのか! 人気哲学者が教える、新しい「アニメの楽しみ方」。ジブリアニメには、映画を観た人たちに、「あれは何を意味していたのだろう?」と深く考えさせる不思議な魅力がある。それは宮崎駿監督が、人間にとって重要なテーマを描いているからにほかならない。本書では、そんな宮崎駿監督の10作品中に出てくる「風」「森」「城」「海」などの主要なモチーフを哲学し、作品に隠されたメッセージに迫りつつ、私達の生きる現実世界の本質を解き明かしていく。思考の楽しみに気づかせてくれるとともに、思わずジブリアニメを観返したくなる1冊。 【目次より】●「飛行石」とはなんだったのか? (『風の谷のナウシカ』) ●トトロに会えるのはどんな人? (『となりのトトロ』) ●アシタカが腕に呪いをかけられた理由(『もののけ姫』) ●なぜ千尋は神隠しにあったのか? (『千と千尋の神隠し』) ●なぜ津波が美しく描かれているのか? (『崖の上のポニョ』)
ジブリアニメで哲学する
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ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント
2021/05/03 17:01
アニメ哲学という新しいジャンル
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:昼休み - この投稿者のレビュー一覧を見る
「哲学」とは知ることについての学問であり、哲学することの第一歩は自分で考えると言うことだそう。
哲学というものに全く触れてこなかった人間にとっては、ジブリ映画という身近なテーマで、各章ごとに考えるためのヒントが明記されていたため、楽しく思索することができました。
ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント
2017/09/24 01:14
哲学科作品への思い入れか
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジブリ作品で哲学。哲学の対象は人間の多様な営みに向けられるようです。見開き2ページで1エピソード(テーマ)、それぞれの作品のいろいろな場面を取り上げて筆者は哲学してみせます。果たしてそれは哲学的考察なのか、筆者のその作品への思い入れの披瀝なのか。両者の比率はページごとに揺れているようにも思えました。それでも、哲学が頭の中だけの絵空事ではなく、生活の中でその種を見つけることを示してくれているものだと思えました。
ジブリアニメで哲学する 世界の見方が変わるヒント
2017/08/16 18:08
なるほどね
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分では気づかなかった見かたを知ることはできました。でも、個人的には「崖の上のポニョ」の映画観て意味がほとんどわからなかったから、もっと細かく紹介してほしかったなぁ。