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不協和音
著者 大門剛明(著)
兄・炎の刑事vs弟・氷の検事。土壇場で自白を覆す容疑者。伝説のスリの意外な正体。同時に発生する銀行強盗と誘拐事件。実直な警官の無謀な追走。放火魔の供述に秘められた真相……。刑事だった父は、本当に冤罪を生んだのか――。京都府警捜査一課の川上祐介は、妻を殺したと自白しながら、黙秘に転じた被疑者に手を焼いていた。そこへ、京都地検から「不起訴」の連絡が届く。それを決めた担当検事は、父が違法捜査を疑われて失職した際に別の家の養子となった弟の真佐人だった。不起訴に怒る祐介に、真佐人は意外な一言を返す。刑事と検事、それぞれの信念がぶつかり合う連作ミステリー。
不協和音 3
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不協和音 3 刑事の信念、検事の矜持
2021/11/20 11:50
なんと!の連続
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チェリまほっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後まで飽きなかった。前の2巻より不協和音の意味合いに考えさせられた。
田中圭と中村倫也でドラマやっていて見ごたえあったが
山田裕貴と吉沢亮の組み合わせでも見てみたいなと読みながら思った
2021/11/08 15:15
まさに
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冤罪を生み出す不当な取り調べをしたとの疑惑をかけられたまま病死した刑事の二人の息子の物語。父親の死後別々に育てられ、21年後刑事と検事として再会する。再会直後はギクシャクした感じでしたが、同じ事件を担当することにより互いの想いを理解し打ち解けていく。まるで不協和音のような二人の取り調べは見事です。
不協和音 3 刑事の信念、検事の矜持
2023/01/05 13:00
執念の捜査
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
祐介と真佐人は父が起こした冤罪事件の関係者と接触し、事件のあらましを聞く。そして関係者の話を基に新たに捜査を始める。そして真佐人から真犯人のヒントを得た祐介はその男をマークし、逮捕する。その男は犯人なのか、そして単独犯なのか、また動機は・・・・・。
冤罪事件の原因は警察の捜査が杜撰でしたね。しかし、祐介と真佐人が真に兄弟に戻れてよかったなと思います。