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フィードバック入門
著者 中原淳
年上の部下、育たない若手……多様化する職場の人材に対応できず、部下育成がおろそかになっている現代のマネジャーたち。何とかしなければという焦りはありつつも、自らもプレイングマネジャーとして実績を求められ、部下を指導している時間がない……。そんなマネジャーの悩みを解決する、日本の企業ではあまり知られていない人材育成法、それが「フィードバック」である。フィードバックとは、「成果のあがらない部下に、耳の痛いことを伝えて仕事を立て直す」部下指導の技術のこと。コーチングとティーチングのノウハウを両方含んだ、まったく新しい部下育成法である。本書では、そんなフィードバックについて、基礎理論から実践的ノウハウまでを余すことなく収録。読めば、成果が今一つあがらないという職場から、人が育ち、成果もあがる組織へと変身! 「フィードバック」の入門書にして決定版の一冊。
フィードバック入門
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フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術
2022/08/08 19:09
部下育成
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ティーチングとコーティングですか……。部下の育成は、それぞれの個性や性格を考えると、日々、頭の痛いことばかりです。しかし実際にやっている人へのインタビューなど、方法論もさることながら、具体例が。具体的に書いてあるのが良い。
フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術
2017/03/25 14:28
わかりやすい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミッシー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ティーチング」という情報通知の側面と「コーチング」という立て直しの側面の両方を含んだ包括的な部下育成手法で、耳の痛いことを伝えて仕事を立て直すことが「フィードバック」であるということを知った。中間管理職として職場内の人材育成、風土改革に取り組もうとしているが、まさに今知りたかった、欲しかった内容だった。決して単なるハウツー本ではなく、多様化された現代の職場環境や、上司、部下の心理的な面からも書かれた基礎理論から、タイプ&シチュエーション別フィードバックQ&Aなどの実践方法も書かれている。
2021/01/17 15:39
リーダーになる前に読むべき1冊
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りょーた - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の中にある「フィードバックの起点は、本人がどうなりたいか」という言葉が現す通り、全てのフィードバックは受ける本人の成長のためにある。
本書では受ける側の成長を促すためのフィードバックに含めるべき要素をわかりやすい表現で、時にはイメージしやすいマトリクスを使って解説されており、フィードバックをするマネジャーはもちろん、受ける側にとっても「あ、このフィードバックはこういう意図だな」と読み解く助けになる。
その意味でもリーダーになる前から読んでおくべき1冊であると感じた。
中原先生の著書は駆け出しマネジャーの成長論も読んだことがあるが、この『フィードバック入門』はより実践的で、明日からでも実行できる学びに溢れた1冊だった。