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教養としての社会保障
著者 香取照幸
年金局長、雇用均等・児童家庭局長等を歴任し、その間、介護保険法、子ども・子育て支援法、国民年金法、男女雇用機会均等法、GPIF改革等数々の制度創設・改正を担当。さらには内閣官房内閣審議官として「社会保障・税一体改革」を取りまとめるなど、社会保障改革と闘い続けた著者による書き下ろし。
日本の社会保障制度は、大きな曲がり角に差し掛かっています。安心社会の基盤となり、社会経済の変化に柔軟に対応し、社会の発展・経済の成長に貢献できる社会保障制度の構築は、これからの日本にとって必須の改革だと私は考えています。(中略)年金制度や医療制度を始めとする社会保障の諸制度は、市民一人ひとりの自立と自己実現を支えるための制度です。現代社会にあって、個人の自己実現を通じた経済の発展と社会の活力、そして市民生活の安定を同時に保障するサブシステムとして、人類が考え出した最も知的かつ合理的な仕組みであり、社会にとっても個人にとってもなくてはならない制度です。本書が、私たちにとってなくてはならない社会保障と、その社会保障制度が置かれている現状について理解するための一助になれば幸せです。(「はじめに」より)
教養としての社会保障
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教養としての社会保障
2017/09/24 10:18
社会保障のことがわかりやすくよく整理されている。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワインアドバイザー - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会保障について、包括的かつ適切にわかりやすく書かれた良書である。著者は厚労省の元役人であるが、日本の国の在り方や今後の日本の進むべき方向性と社会保障は密接な関係があることをわかりやすく示しており、とても興味深く読めた。
教養としての社会保障
2017/07/16 10:48
教養
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KKキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
給与所得者は社会保険料を毎月天引きされているにも関わらず、日本人はなぜか社会保障への興味も理解もない。タイトルとおり、「教養」としてそれくらいは知っておきたい。