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7件
老人と宇宙
ジョン・ペリーは75歳の誕生日にいまは亡き妻の墓参りをしてから軍隊にはいった。それも、地球には二度と戻れないという条件で、75歳以上の男女の入隊しか認めないコロニー防衛軍に。銀河の各惑星に植民を始めた人類を守るためにコロニー防衛軍は、姿形も考え方もまったく異質なエイリアンたちと熾烈な戦争を続けている。老人ばかりを入隊させる宇宙軍でのジョンの波瀾万丈の冒険を描いた、ロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』の21世紀版登場!
終わりなき戦火 老人と宇宙6
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終わりなき戦火
2017/04/04 07:30
終わりなき戦火
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投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
老人と宇宙シリーズの最新作。前作でもう終わったと思っていたので、うれしい誤算。主人公は脳だけにされ、宇宙船に搭載されたレイフ・ダクインと思ったが、ハリー・ウィルソンも登場し、どのような展開になるか楽しみだな?。
2016/03/02 11:01
海外ゼロ年代SFの傑作、SF好きなら読むしかないでしょう!
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投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがにヨボヨボの老人が戦争するはずないとは思っていましたが、コロニー防衛軍が持つオーバーテクノロジーと絡めて背景説明から入隊までの過程を紹介する第一部は素直に楽しく面白い。人類の永遠の夢である若返り。しかも経験値をそのままに若返ることができれば…という反則技は、SFの定番であり王道。読んでいてワクワクします。第二部では入隊後の訓練から実戦、理解できない決して相容れることない多種多様な異星人を相手に戦う日々。ここは数多あるミリタリーSFと同じく超人的な能力と新兵器で活躍する主人公ペリーに同化し興奮します。
そしてクライマックスの第三部。コロニー防衛軍の最強部隊ゴースト部隊との共同作戦と運命の出会い。ナノテクなどのオーバーテクノロジーを超えた先にあるものについて考えさせられる展開に。最後はベタですが、嫌いではない終わり方。
作者スコルジーのデビュー作にして代表作でもある本作は、「火星の人」と同じく(というかこちらが大分先)出版するあてもなくウェブで公開していた処、人気に火がつきアレよアレよという間にベストセラーに躍り出たと言うアメリカンドリームを成し遂げた作品。邦題を見るとヘミングウェイのパクりっぽく見えますが中身は至って野太いミリタリーSFで現在(2016年)5作品が出版されているシリーズモノ。
どれも安定の面白さで内容はシリアスですがどこかユーモラスで洒落が効いた話ばかり。本作の謳い文句は「宇宙の戦士」の21世紀版ですが、私的にはブリンの「知性化シリーズ」っぽいかなぁと思いました。何せ異星人が沢山出てくるので。
とにかくようやく電子化された海外ゼロ年代SFの傑作、SF好きなら読むしかないでしょう!
戦いの虚空
2013/12/07 17:35
いつもながら面白い
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投稿者:hiro190 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まででた老人と宇宙シリーズと同様に、テンポがよくてユーモアが聞いていてとても面白かった。通勤で読んでいましたが、集中しすぎて、降車駅を乗り越しそうになりました。