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トータル・リコール
著者 フィリップ・K.ディック (著) , 大森望 (編)
夜ごと火星に行く夢を見ていたクウェールは、念願の火星旅行を実現しようと、リコール社を訪れるが……。現実と非現実の境界を描いた映画化原作「トータル・リコール」、犯罪予知が可能になった未来を描いたサスペンス「マイノリティ・リポート」(スピルバー グ映画化原作)をはじめ、1953年発表の本邦初訳作「ミスター・スペースシップ」に、「非(ナル)O」「フード・メーカー」の短篇集初収録作ほか、全10篇を収録した傑作選
トータル・リコール
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2018/05/16 11:34
さすが傑作選
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちっ - この投稿者のレビュー一覧を見る
【収録作品】
トータル・リコール
出口はどこかへの入口
地球防衛軍
訪問者
世界をわが手に
ミスター・スペースシップ
非O
フード・メーカー
吊されたよそ者
マイノリティ・リポート
非Oはちょっと…というかんじでしたが他は全て面白かったです。
マイノリティ・リポートは映画を先に観てしまったのですが
原作はストーリーも雰囲気もだいぶ違っていて新鮮で魅力的でした。
まさに「傑作選」といった読み応えですが、
普段あまりSFを読まない方やディック作品を初めて読むという方は
ユービックの方が読みやすいのではないかなと思います。
トータル・リコール
2015/09/27 05:15
ディックがそうなのかSFがそうなのか
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レビア種 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分とは何なのか自我の根本を揺るがすような哲学的な命題を内に含む作品が多く何度もうなりました。
特に放射能汚染後の世界を生きる「地球防衛軍」「訪問者」は3.11を生きる現在から続く未来として眺めると絵空事として読めるものではなかったです。
ミスター・スペースシップはバカSFと称されていますが、案外まじめに読めましたよ。
トータル・リコール
2020/12/17 14:55
いち早く未来をお届け
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
「トータル・リコール」など、分断と格差が広がる今の時代を予感したかのようです。「マイノリティ・リポート」の、思考停止に陥る人類も不気味ですね。