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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 5件

九尾の猫

著者 エラリイ・クイーン , 大庭忠男

手当たり次第に殺人を犯し、ニューヨーク全市を震撼させた連続絞殺魔〈猫〉の正体は?〈猫〉が通りすぎた後に残るものはただ二つ――死体とその首に巻きついた絹紐だけだった。おそるべき連続殺人をつなぐ鎖の輪を求めて、エラリイと〈猫〉の息づまる頭脳戦が展開される!

九尾の猫

税込 605 5pt

九尾の猫

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みんなのレビュー5件

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評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

九尾の猫

2005/10/15 05:59

超・サイコスリラー

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yu-I - この投稿者のレビュー一覧を見る

本格ミステリの巨匠として名高いエラリイ・クイーンの作品の中でいちばん好きなものは?と問われたら、筆者は迷うことなくこの作品を挙げる。
無差別殺人としか思えない連続絞殺事件が起こり、ニューヨークは恐怖に震え上がった。動機もわからない、目撃者もいない、容疑者もいつまでたっても不在…。警察が右往左往しているあいだにも被害者の数は増えてゆき、市民はじょじょにパニックに陥ってゆく。
容疑者不在、というこの設定は、クイーンの作品及びその流れにつらなる作品の中では異色であろう。本格ミステリというジャンルの特性上、捜査の糸口すら見つからないような設定は困難だ。
しかし、さすがはクイーン、である。
次々に被害者が増えてゆく状況の中、まったく姿を見せない殺人鬼をエラリイが論理的に追い詰めてゆく、その過程はものすごくスリリング。サイコスリラーのような雰囲気ただよう作品であるが、やはりあくまでも本格。一見無差別にみえる事件の犯人を絞り込んでゆくロジックの見事さには、目を見張るものがある。
また、この作品で印象深いのは推理の部分だけではない。
クイーンの作品というと非常にロジカルで、パズル的で、エラリイも探偵という役割を担った一つのコマのようにあつかわれていた感がある。
しかし中期以降の作品になると、エラリイは血肉をそなえはじめ、人間として苦悩しはじめている。
犯人を捜し出し糾弾する自分は何様なのだ、自分は神ではないのに、という苦悩である。
ここでいう「神」とはキリスト教国でいう「神」であるから、その重さは日本人にははかりがたいものがあるだろう。しかし、エラリイの苦悩はぶつかるべくしてぶつかったもので、日本人にも理解できるものだと思う。
エラリイが悩み、さまよう過程がもっとも顕著にあらわれているのが本書だ。読者にはサスペンスフルな物語を楽しむと同時に、名探偵がどのような苦悩をかかえながら犯人を追い求めているのか、国内本格ミステリ全盛のいま、その目で確かめてもらいたいと思う。

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九尾の猫

2015/03/09 20:58

猫とニューヨーク

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭からショートパンツ一枚で登場するエラリイに度肝を抜かれました。
真夏ですし家の中ですからいいんですけど、ニューヨークの夏って暑いんですね。

連続殺人鬼に関する報道の沸騰とか、ニューヨーク市長から特別捜査官に任命されるエラリイとか、被害者の家族が押し掛けてきたりとか、どんどんいろんなことが起こってわくわくしながら読み進めました。
終盤はどんでん返しに次ぐどんでん返しで、結ばれた紐の意味とか、どきりとしました。

途中で他の作家のある作品のネタバレがあるんですけれど、いいんでしょうか。
作品名を挙げてるわけではないんですけれどわかっちゃうと思うなあ。
クイーン親子のやりとりも楽しいです。

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九尾の猫

2004/10/26 18:47

連続絞殺魔<猫>の動機は?!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yuseum - この投稿者のレビュー一覧を見る

 作家エラリイ・クイーンの一人、フレデリック・ダネイが1977年に来日した際に挙げた自選ベスト3の次点。そして、最高傑作だと推す人も多いこの作品は、いわゆるミッシングリンクものです。つまり、何のつながりもなさそうな連続殺人をつなぐ鎖の輪、被害者の共通項がテーマとなっており、この種のテーマを扱った作品にはクリスティの『ABC殺人事件』などがあります。(「ABC」を読んだことがない人は、「九尾」を読む前に読んでおいた方がいいでしょうね。)

 しかし、この作品にはいろいろと考えさせられることがいっぱいです。戦争しかり、人種問題しかり、…。中でもパニックに陥ったときの大衆心理は(『災厄の町』でも少しは触れられていましたが)、この作品ではそれが生々しく描かれており、パニック小説としても一級です。

 物語の2/3近くでミッシングリンクが明らかにされたときは、思わずうなってしまいましたが(とんでもない共通項なんですよ)、その後の展開はだいたい思った通りに進みました。しかし、その後の読みどころも満載で、サスペンスあり、(予想していた)どんでん返しありで(どんでん返しまでがやや冗長ですが)、最後にエラリイが苦悩する場面になると、もうすっかり作品に感情移入してしまい、読後しばらくはどっぷりとメランコリックな世界に浸っていました(-.-) 国名シリーズを読んでいたときは、「こんな男のどこがいいのか。」と思っていた(探偵)エラリイも、『災厄の町』やこういう作品を読んでみると、ファンになる理由もわかります。

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