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2件
アナロジア AIの次に来るもの
著者 ジョージ・ダイソン(著) , 服部桂(監訳)
0と1で世界のすべてを記述することは本当に可能か。デジタルの限界が露わになる時、アナログの秘めたる力が回帰する――。カヤックビルダーとしても著名な科学史家が博覧強記を揮い、ライプニッツからポストAIまで自然・人間・機械のもつれあう運命を描く
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アナロジア AIの次に来るもの
2023/06/03 20:25
ChatGPTの先にあるアナログ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
難しい命題を持った本だった。デジタルコンピューティングが興隆し全盛期へと、そして更なるステップアップを迎えるかもしれない時代において、デジタルのもつ限界とその先に生まれるかもしれなアナログコンピューティングの世界を垣間見る必要はある。デジタルは2進法に始まり、その起源は古代中国の易経の六四卦にあるという。17世紀のライプニッツによる2進法による計算機の提案がコンピューター開発の始原にもなっている。デジタルは数えることが可能な2進法ではあるが、自然界は数えることができない実数系なので、アナログへ進むのだろう
2023/05/27 16:18
作者の昔話には共感するけど
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
インディアンの自然回帰の生活などとテーマへの繋がりは散漫でしかない。アナログ感覚の凄さには至っていない。
連続体仮説にしても勘違いしているのか、的を得ていない。この仮説が成り立たないときは、アナログとデジタルの中間が存在するわけで刺激的なはずなのだけど。
アナログという言葉からの思い付きを、作者が雑多に書き散らしている読後感しかなかった。