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廃園の天使
著者 飛 浩隆
「いちど観てみたいわ、春を。ここには夏しかないものね」 ぼくは柔らかい春の雨を想像した。美しく残酷な夏の終わりに―― 日本SF大賞受賞作家の初長篇、待望の電子書籍化。仮想リゾート〈数値海岸〉の一区画〈夏の区界〉。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在〈蜘蛛〉の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける――仮想と現実の闘争を描く〈廃園の天使〉シリーズ第1作。
ラギッド・ガール 廃園の天使II
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2016/02/24 16:10
ファンタジー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるお - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFSFしていないファンタジーな感じ。繊細で透明感のある話で世界観が完成されている。世界観が把握できるまでちょっとかかった。