座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」
中国は唐代、2代皇帝・太宗による統治(貞観時代の政治)の要諦が凝縮された『貞観政要』。日本においては徳川家康、北条政子も参考にし、世界最古・最高のリーダー論として世界中で読み継がれている。「部下からの厳しい言葉にこそ耳を傾けること」「組織のパフォーマンスは、リーダーの器以上にはならない」「上司は、自らの権限の及ぶ範囲を明確にし、できれば制限しなければならない」――太宗が心得た組織・リーダーシップのポイントの数々は、時代を超えて通用する普遍の真理である。
『貞観政要』を座右の書にし、現代における注目リーダーである出口治明氏が、はじめて中国の古典を深く語る。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」
2017/08/16 12:14
「器は大きくするのではなく、中身を捨てる」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アキウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
貞観政要を元ネタにした出口さんのリーダー論。
さすがのわかりやすさで、腹に落ちまくり。
私が先日読んだ原典(ちくま文庫版)はなんだったのか。「器は大きくするのではなく、中身を捨てる」って名言ですねぇ。
部下がリーダーのマインドを知る、という具合にも役立つかと。
中国の歴史についての解説も豊富なので、いつもの出口節も楽しめました。
本書を元にした、「マンガでわかる貞観政要」とか出たりして(出ません)。
紙の本座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」
2017/12/23 09:17
今注目の経営リーダー出口氏が片時も離さない座右の銘です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、今注目の経営リーダーである出口氏が座右の銘とする中国唐の時代に書かれた『貞観政要』の内容を紹介するとともに、そこに込められた意味を現代のビジネスに即して解説したものです。この中国古典は、唐の第2代皇帝であった太宗による統治の要諦が収録されており、聞くところでは、我が国の徳川家康もこれを参考にしたと伝えられています。例えば、「部下からの厳しい言葉こそ耳を傾けること」といった言葉は、現代社会においても、応用が利く、とても役立つ哲学と言えるでしょう。本書は、内容的にも濃く、読み応えがあり、役立つ考え方が満載されています。
紙の本座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」
2017/05/14 13:10
人類不変のリーダー像
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:masaya - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史は繰り返す。
この言葉を、痛感させられた本でした。
自らを律し、他人の意見に耳を傾け続ける必要性と難しさが述べられています。
リーダー、組織人関係なく、一読を薦めたい一冊です。