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忙しすぎる文官令嬢ですが無能殿下に気に入られて仕事だけが増えてます
弱小伯爵家三女のマーリカは王宮に仕える文官令嬢。仕事に忙殺され二十五連勤目を記録したある日、彼女は激務の元凶・無能殿下こと第二王子フリードリヒに殴りかかる事件を起こしてしまう。
「この無能殿下! 貴様の考えなしの言動でどれだけの文官武官が迷惑を被っていると思ってる!」
王子の胸ぐらを掴んで往復ビンタ――拘束され、不敬罪で処刑か幽閉か……!? ところが何故かフリードリヒに気に入られ、最も激務と噂の第二王子付筆頭秘書官となることに。彼に振り回され、激務&束の間の休みは削られ、更なる連勤の日々を送るマーリカだが……!?
無能殿下(実は有能、でもないが結果はついてくるタイプ)×シゴデキ塩対応令嬢による無自覚恋愛おしごとファンタジー!
【電子限定版】忙しすぎる文官令嬢ですが無能殿下に気に入られて仕事だけが増えてます 2
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【電子限定版】忙しすぎる文官令嬢ですが無能殿下に気に入られて仕事だけが増えてます 1
2024/03/19 04:03
私は好みの話だったな~
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
唯一の女性上級官吏として激務の職につけられ25連勤して疲れていたところを無能第二王子の無茶ぶりを見てキレて手を出してしまった結果、気に入られて筆頭秘書官にされた主人公。
さらに激務に追われて47連勤の快挙を成し遂げてしまう。
怠惰なわりに謎の功績が多い無能王子と勤勉で優秀な部下の主従が、なんだかんだ傍にいるのが好きで仕事が好きだったために婚約者になるまで。
この無能王子、一歩間違えばソーニャ案件だわっていうくらい思考がカッ飛んでるのすごいな。
もっとそのカッ飛んだ部分を読みたかったわ。主人公の有能さよりも。
求婚の仕方も普通じゃないし、王子の方は本当に最後まで何を考えてるかわかんないな。
いや、マーリカに一目惚れしたのは間違いないんだろうし、傍に置けるなら秘書官でも婚約者でもいい感じなんだろうけど。
手を出せるから婚約者にして良かった、くらいに思ってそう。
マーリカ側も自覚が遅いのもあって糖度はかなりない。
でも、苦労するのがわかっていてもこの人の傍で仕事して行き着くところまで頑張りたいと思う程度に頭が狂ってるのは面白かった。
双方互いに甘いのはいい。この王子すっごく動かしづらそうだけど。
【電子限定版】忙しすぎる文官令嬢ですが無能殿下に気に入られて仕事だけが増えてます 2
2024/11/23 00:08
相変わらずよくわからないヒーローだった
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紆余曲折を経て上官でもある第二王子の婚約者となり、秘書官を離れて王子妃教育を受けていたが、人材不足と優秀さから再び彼の元へ戻ることになったマーリカ。
相変わらず考えていることを話さず怠けようとする彼に振り回されながら、公国から国賓待遇でやってくる従兄達を迎え、予定されていた学園視察へ。
そこで再び陰謀に巻き込まれるまでの二巻目。
前巻はフリードリヒの特異さとマーリカへの執着が描かれて、マーリカは絆されただけに見えたけど、今回はマーリカも望んで側にいるのがわかって良かった。
まさか嫉妬する気持ちがあるほどだとは。
しかも、互いに自分を選んで欲しいと思っているのエモいわ~。
それはそれとして、本当にフリードリヒが何を考えているのかわからなすぎるけど。
マーリカが好きで執着しているけど、過保護に溺愛するわけじゃないんだよね。
ていうか、なんなら自分自身にすら執着がない感じ。
ああいう危うさを放っておけないと思うのかねぇ。
二巻で終わりかと思ったら全然まだまだ続きそうだった。
この王子のこともっと理解できる時はくるんだろうか。