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レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか
著者 ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー (著) , 長谷川圭 (訳)
「レッドブルの市場は存在しない。これから我々が創造するのだ」
創業者のディートリッヒ・マテシッツの言葉だ。そう、これはピーター・ドラッカーのいう「顧客の創造こそが企業の究極の目的」そのもの。
利益率70%という高付加価値ブランドが成立できたのは、「飲料を売るのではなく、エキサイティングな体験を提供する」ことが目的となっているからだ。
多くの企業が代理店に丸投げするような宣伝やイベントも自社できっちりやる。
スポーツに広告を出すのではなく、「スポーツの一部になる」ためにF1やサッカーに進出し、新しいスポーツ分野を育てる。
そして派手で先進的なイメージとは裏腹に、経営の基本を忠実に守った、長期視点の「非アメリカ的」企業。
それがレッドブルだ!
ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』の楠木建氏(一橋大学大学院教授)が解説を執筆
レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか
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2022/12/19 01:08
やっぱり元祖はレッドブル株式会社エナジードリンク:ただ何故ここまで流行ったのか?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:立花真由美 - この投稿者のレビュー一覧を見る
レッドブル・ジャパン株式会社、サントリー株式会社、アサヒ飲料株式会社、エナジードリンクを大手企業が販売するのが当たり前になってきました。
ただ、どうしてみんなエナジードリンクを好んで飲むのか。
※※株式会社でエナジードリンクを飲みながらマーケティングの仕事をしているときにふと疑問に浮かびました。
そこで手に取ったのが本書です。
レッドブルは創業から25年で世界165ヶ国に展開し、年間52億本を売り上げるブランドへと成長したそうです。
計算すると世界人口の3分の2が1年間に1度レッドブルを飲むとのこと、本当にすごい商品だと感じます。
確かに昔は「エナジードリンク」という単語自体なかったですよね。
ところでレッドブルの本社がある国をご存じでしょうか。
私はエナジードリンクの本場であるアメリカだと思っていました。
ですが、本社があるのはヨーロッパのオーストリアであり、マーケティングやブランディングについてはアメリカで主に用いられる方法とは異なるようです。
筆者によると、本書は執筆においてレッドブル創業者(ディートリッヒ・マテシッチ氏)から何の協力も得られなかったとのこと。
そのため、調査を継続しながらパズルピースを組み合わせるように執筆したようで、幅広い調査や取材に基づいた内容になっている点が非常に面白かったです。
創業のきっかけが日本の「リポビタンD」を飲んだという点も興味をそそられました。
私もこれからエナジードリンクを飲んできます。
2023/05/27 19:43
よくわからなかった・・・
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みんみんこのみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社にあったのでなんとなく読んでみた、ただ書いている内容は正直良く分からなかった。
レッドブルというエナジードリンクを世界中に流行らせたのはわかったけど、「この人はすごい」という感想に終わっちゃう。
レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか 爆発的な成長を遂げた驚異の逆張り戦略
2014/04/12 00:44
スポーツ×エナジードリンク=レッドブル
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投稿者:yumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の内容は、創業者がどのようなビジネスに手を出してるのかが大半のないようでした。しかし、ところどころで出てくる、名言のような言葉には感銘をうけました。スポーツビジネスに対する想いも他企業とは違う取り組み方や、接し方をしています。「全てがマーケティングである。」という言葉の元、レッドブルというエナジードリンクから派生されるイメージと、ブランドのイメージがマッチングされるようにマーケットを操ってきたことが伺えました。